インドネシア情報局
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淡水の鯛 ティラピア イカン・ニラ
バリの風葬が残る村トルニャン見学後、日が暮れてきました。

バトゥール湖が目の前なので、キンタマー二での夕食は魚だろというわけで、レストラン探し。 目ぼしい場所が湖畔に見つからなかったので、ぺネロカンの外輪山上で魚をうりにしていそうなレストランを探すも、ほとんどの店が店仕舞い状態に突入していた。

良く考えたら景観を楽しみながら食事をするレストランは、ウリになる光景は闇で消え、更に高原地帯なので気温も下がる。 店を開けていても意味のないことは明白であった。
ホテルには立派なレストランが存在していたので、結局そちらで食事をすることにした。

ウエイトレスに「何がお勧め? 魚だろ?」と聞くと
「ここではイカン・ティラピアですね」と返ってきたので、ティラピアを注文。

淡水の鯛 ティラピア イカン・ニラ 4

ティラピアという魚名を聞いたことがなかったため、聞き直すと「イカン・ニラ Ikan Nilaとかイカン・ムジャエルとも呼びますよ」と教えてくれた。
ティラピア=イカン・ニラなら数回口にした記憶があるのだが、あまり記憶にない。

淡水の鯛 ティラピア イカン・ニラ 5

翌日バトゥール山トレッキング後、湖畔で昼食を食べる機会があったのだが、バトゥール湖ではティラピアを養殖している。

写真はバトゥール湖に自然にいるティラピアなのだが、繁殖力が強いのか、養殖しなくてもいくらでも捕獲できそうな感じであった。

淡水の鯛 ティラピア イカン・ニラ 3

Wikipediaなど勉強がてらに読んでみると、ティラピアは元々アフリカ、中近東に分布していたようだが、食用にするために世界各地に導入。 優秀な適応力と臭みがなく美味のため、分布は世界各地に広がったようだが、在来魚を駆逐するということで、生態系の脅威にもなっているようだ。

過去には日本で「姿や味が鯛にそっくりだった」こともあり、いまなら偽装問題で叩かれかねないが、「イズミダイ」という名で販売されていたこともある。 タイも養殖が成功し、価格が下がったので、販売しているのはすっかり見かけなくなったらしい。

タイという名が出たので綴っておくと、「1960年代、タイ王国の食糧事情が厳しいと知った魚類学者でもある皇太子明仁親王(今上天皇)は、タイ国王にティラピアを50尾贈り、「ティラピアの養殖」を提案。 タイ政府はそれを受け、現在、タイでは広くティラピアが食されている。このエピソードにちなみ、タイでは華僑により「仁魚」という漢字があてられている」そうだ。

1973年のバングラディッシュ食糧危機の際も日本政府はティラピアの親魚を50万匹贈呈している。

淡水の鯛 ティラピア イカン・ニラ 2

雑食性で適応力すぐれた淡水魚で、臭みもなく美味。
インドネシアだけでなく、各国の食卓でも喜ばれている。

ただし生態系を壊す可能性が強く、日本では要注意外来生物なのだが、すっかり定着し野良ピアとなってたくましく生きているようだ。

過去に紹介し忘れているか?
ティラピア=イカン・ニラの皮は革になり、私も一時期財布を利用していた。
また私は関連しなかったが、皮だけということで凄まじい数量の引き合いが存在していたことを記憶しているのだが、それは化粧品会社からだった。 皮からコラーゲン?だか、有効成分が取れるような話を聞いたことがある。

ティラピア。
自然界にはそれぞれ意味があり、個々の生態系が成り立っていると考えるので、それを崩すことには賛成出来ないが、今後世界の食糧難を想定するにあたり、活用性が大いに高そうな魚です。

淡水の鯛 ティラピア イカン・ニラ 1

夕食で頂いたティラピアはいうまでもなく、臭みもなく美味でした。



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テーマ:インドネシア料理 - ジャンル:海外情報

コメント

Selamat tahun baru.

年末にジャカルタでニラのスープを食べました。
美味しいですね!
インドネシアの料理法だから美味しいのかもしれないですが
力強いながらも繊細な味わいです。

今年もインドネシア情報を楽しみにしています!
[2014/01/07 01:52] URL | mana #- [ 編集 ]

コメント感謝
御挨拶、ありがとうございました。

ニラ、美味しいですよね。

今後、経済問題、天変地異などが原因で、必ず食糧・食料が不足したり、価格が高騰したりする国が結構発生してくると思います。
その際にも真っ先に大打撃を受けるのは経済的に余裕のない人、国になってくるので、この記事は実に良きヒントを見せてもらって文に出来たと独り満足しています。

本年も宜しく!
[2014/01/12 00:15] URL | MASAKI #tFt0Pax. [ 編集 ]


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Author:MASAKI
インドネシア在住12年。
09年からインドネシアと日本を
半々の生活。
インドネシアと近隣アジア諸国の
商品・商材を、日本を含めた世界へ
紹介・輸出しています。
インドネシア情報満載のブログです。



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