インドネシア情報局
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ゴア・ガジャ遺跡 Goa Gajah
ウブドのヴィラを出発し、最初にゴア・ガジャ遺跡 Goa Gajahへ向かった。

バリ島内の遺跡は、14年前位のレバラン休暇の際に当時付き合っていた女性とほぼ全てを訪問している。
しかしながら当時、遺跡見学時は雨という天候で落ち着いて見学出来なかったことと、また10年以上経つと受ける印象も異なっているだろうというわけで、キンタマー二に向かう途中の遺跡は寄っていこうと考えた。

ゴア・ガジャ遺跡 Goa Gajahはウブドから南東3、4キロの地点に存在するので、あっという間に到着した。

インドネシア語で「Goa」は「洞窟」。
「Gajah」は「ゾウ」を意味するので、Goa Gajahは「ゾウの洞窟」となる。
この遺跡は14世紀にこの遺跡をオランダ人が発見。
その時に半壊していた像がゾウの様に見えたため、そう名付けられたと言われている。

ゴア・ガジャ遺跡 Goa Gajah 1

ゴア・ガジャ遺跡 Goa Gajahは11世紀頃のペジェン王朝時代の遺跡と推定されている。
(英語版Wikiには、9世紀の建物とあり、1365年に綴られたジャワの詩に登場しているとある)

11世紀だとした場合、日本では平安時代中期から後期頃。
藤原家の摂関政治から院政が始まった頃で、地方に武士が台頭してきた時代である。

ゴア・ガジャ遺跡 Goa Gajah 6

ここは古代の沐浴場跡も美しい遺跡なのだが、沐浴場は遺跡発見後から時を経て、1954年に発見されている。
長い年月を経て、おそらく口伝で伝わっていたと思われる場所も、人々の記憶から徐々に消失し、風化し、やがて自然に帰るかのように埋もれてしまったということか…。
石の遺跡は崩壊してもそこそこ原型を留めるので、こうして現代に甦り、現代を生きる者達の想像を掻き立てる。

ゴア・ガジャ遺跡 Goa Gajah 2

魔女ランダを模したのではと言われている口の部分から、洞窟内も見学可能。

ゴア・ガジャ遺跡 Goa Gajah 3

ガネーシャ像(シヴァ神の子供、富と繁栄、知恵と学問を司る)などが祀られている。

ゴア・ガジャ遺跡 Goa Gajah 5

ここも現在もバリヒンドゥーの祈りの場である。

三位一体のヒンドゥー教の神を表す「リンガ・ヨニ」。
写真では分からないが、リンガ下に受け皿のようなヨニが存在しているようだ。

ゴア・ガジャ遺跡 Goa Gajah 4

「男と女」「天と地」「陰と陽」であり、陰陽の世界観が伺える。
リンガ・ヨニの石像は三位一体(三神一体・トリムルティ)であり、ブラフマー(宇宙の創造を司る神)、ウィシュヌ(宇宙の維持、繁栄を司る神)、シヴァ(宇宙の寿命が尽きた時に破壊を司る神、)を表している。

洞窟内にはいくつもの穴が掘られていることもあり、遠い昔、僧侶が瞑想を行っていたと考えられている。

ゴア・ガジャ遺跡 Goa Gajah 7

洞窟とは逆の方向に、苔むした大石や別の祈りの場がある。

ゴア・ガジャ遺跡 Goa Gajah 8

おばんさんが「いかがですか?」と聞いてきたので、心づけでお供え物を購入し、水で祓ってもらった後、両手を合わせ日本式にお祈り。
私はどこでも願い事などせず感謝の気持ちをおくだけなので、簡単、速攻、宗教関係なし。
明らかにおかしな新興宗教以外は、どこでも違和感ない。

ここも精霊が祀られているのだろうか…。

ゴア・ガジャ遺跡 Goa Gajah 9

この木の根っこ。
源義経が牛若丸だった頃に修行したと言われる鞍馬寺の木の根道を思い出させた。

ゴア・ガジャ遺跡 Goa Gajah
Jalan Raya Goa Gajah, Blahbatu, Ubud, Bali

ゴア・ガジャは1995年10月にユネスコ世界遺産暫定リストに加えられている。



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テーマ:バリ島 - ジャンル:海外情報

コメント
クボ・イワの遺跡
こんにちは。いつもブログ楽しく拝見させていただいております。ウブド在住2年になりますが、バリの不思議には興味が尽きません。御神輿とユダヤのアークの櫃との関連性が指摘されていますが、バリの御神輿も日本の御神輿そっくりで、他にも日本神道とそっくりなことだらけです。また、マヤ文明とも繋がっているのではと思える遺跡がペジェンからテガララン、そしてスバトゥに連なる遺跡群にたくさんあります。バリヒンドゥーの祈りは結局はスーリヤ、太陽神への祈りなので、日本もマヤもエジプトも根元は同じなのでしょうね。もしペジェンの考古学博物館やGoa Garbaというペジェン近郊にある遺跡、まだ行かれていないようでしたら大変興味深い亀型石棺等ありますので是非行ってみてください。
[2013/11/06 01:48] URL | mia #- [ 編集 ]

Re: クボ・イワの遺跡
こんにちは。
コメント有難うございます。

ご紹介頂いた場所は、私はまだ訪問していません。
次回のバリ、乾季に登山する際に、そちらも見学することを考えています。

以前もコメント頂いたような記憶がありますが、不思議な話が好きなようですね。

世界地図をコピーして膨らませた風船に現在のような大陸配置で貼る。
風船から空気を抜いて縮めてみて下さい。
全く完全ではありませんが、Wikiにも綴られているパンゲア大陸を伺えます。
過去には何度も人類絶滅に近い地球変動があり、それでも断片的に、現代科学では理解しきれない叡智を残したのが、意味不明で不思議な遺跡になっている可能性も決して少なくはないでしょう。
実験しなくてもググってパンゲア大陸を確認すると、想像力をかきたてられて楽しいですよ。

ポリネシアなどでも、中南米のインディオが来たのではないかという遺跡は存在しています。
バリ島やインドネシアにも時代の差はあれ、一部の部族やエリアは、そういう人々の影響を受けていた可能性は高いと思います。

インドネシアには不思議な先史時代の遺跡もあり、私がジャワ、スマトラ島のドルメンを見学したのは、旅と遺跡見学という趣味以外の部分では、遠い日本やアイルランドに存在する関連性を感じたかったからです。 

バリ・ヒンドゥーと日本の古神道の共通点は、おっしゃる通り多いと思います。
私は古代ユダヤというよりも、それ以前の滅んだと思われる文明、例えば自然の中に神が存在し、そこに感謝するという、今我々が知っている歴史では知る由もない、精神性の残滓の中で強く遠い遺伝子に沁みこんだ共通性が発露され、類似性のある文化が世界の数ヵ所で花を開いた結果という見方もしています。

バリ島と古代ユダヤの関連性はさておいても、神と精霊への祀り、そして祖霊崇拝。
あやしい言い方をすれば、それらのお蔭で、海外の人から見ると「バリは神々の住む島」として、俗化が進んだ現在でも人々を引き寄せていると私は判断しています。

[2013/11/08 01:13] URL | MASAKI #tFt0Pax. [ 編集 ]


大陸移動で海底にあったヒマラヤが隆起したという話や魏志倭人伝で日本が逆さまだったというは聞いていましたが、パンゲア大陸時代の日本の位置がまったく分かっていませんでした。ロシアの彼方、大陸の端っこにあったのですね。びっくりです。
仰る通り、バリは俗化が進み、現在も開発ラッシュで急激に環境が破壊され、「ウブド」の語源にもなっている薬草もどんどん消え去り残念な部分も多いのですが、炊いたお米をいただく前に水回り、キッチン、入り口等、精霊の集まる各所に捧げて回るような精霊や自然に対する感謝を捧げる習慣も未だ根強く残っており、やはり「あの世」と「この世」が近い不思議で特別な島でもあります。
チャンディ・スクーをインドネシア情報局さんのブログで知り、特に古代遺跡のブログはワクワクしながら拝見させていただいておりますが、今後も独特の視点のブログを楽しみにしております。
[2013/11/12 02:01] URL | mia #- [ 編集 ]

再度、コメント感謝
こんにちは。

>魏志倭人伝で日本が逆さまだった

今のところもちろん仮説ですが、実際古代中国の測量技術で判断する限り、日本列島が今とは位置や向きが異なっていたと判断する方が適切です。
そういった点も考慮に入れないと、邪馬台国論争は終結しない。
フォッサマグナが形成された時期も再検証が出来ると面白い結果が出るのかもしれません。
日本の位置が現在とは異なった説は「聖徳太子の秘儀」として、京都で語っている人もいますね。

インドネシアの古代文化がマヤやインカの影響を受けたかどうか?
こちらも専門家が様々な観点から再検証する必要性があると思いますが、南米のインディオ文化はポリネシアまでは確実に伝播していたと私は考えています。 映画にもなったコンティキ号探検、調べてみると更に想像を湧き立てますよ。

どうも現代人は古代の人々の能力が今よりはるかに低いと判断している点が、考古学上でネックになっているような気がします。

コメントのお礼の代わりに。

[2013/11/17 13:41] URL | MASAKI #tFt0Pax. [ 編集 ]


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Author:MASAKI
インドネシア在住12年。
09年からインドネシアと日本を
半々の生活。
インドネシアと近隣アジア諸国の
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紹介・輸出しています。
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