インドネシア情報局
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値上げしても好調なユニリーバ
ユニリーバは一般消費財メーカーとして、世界でも有名な企業である。

日本でもLUX,、DOVE、モッズ・ヘアなどのパーソナルケアー用品で知られているし、紅茶のリプトンやアイスクリームのウォールズなどでも世界で名が知れ渡っている。

本社はインドネシアの宗主国オランダとイギリスに存在する多国籍企業。

ヨーロッパの凄さというのは、植民地として所有していた国が独立後も、しっかりと根を張ったビジネス展開が出来ているところでもある。
イギリスにある知る人ぞ知るファンドなどは、そういう過去の時代に築き上げた情報網を維持し、最大限に駆使して、最新の金融テクニックを使用し、確実な利益を上げているのもその一例であろう。

そのユニリーバが値上げも功を奏し、売り上げは絶好調のようだ。

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ユニリーバ、インドネシアの売上高15.5%増 値上げ奏功

 インドネシアの英蘭日用品大手ユニリーバ・インドネシアが好調だ。現地紙ジャカルタ・ポストによると、今年上期(1~6月期)の売上高は前年同期比15.5%増の15兆4300億ルピア(約1435億円)だった。安定した需要の増加と値上げの奏功が要因だ。

 売り上げの内訳は、洗剤やせっけんなど家庭用品・日用品が前年同期比14.2%増の11兆2000億ルピア、アイスクリームやスナック菓子など食品・軽食品が同19%増の4兆2300億ルピアとなっている。昨年の年間売上高は27兆3000億ルピアで、家庭用品・日用品が19兆9000億ルピア、食品・軽食が7兆4000億ルピアだった。

 同社幹部は、上期は13製品をインドネシア市場に投入したと述べたうえで、「男性用化粧品やアイスクリームなどは好調だったが、平均5%の値上げが奏功した面が大きい」と分析した。

 しかし、同国は現在、燃料価格や電気料金の値上がり、政府による金融引き締め策など、消費活動への逆風が強まりつつある。同幹部は、具体的な予想は避けつつも、「ここ数カ月で消費活動に影響があると思われる動きが続いており、下期は慎重に経済状況を見守っていく」と警戒をあらわにした。
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2013年8月19日 SankeiBiz

人件費の高騰、燃料価格や電気価格の値上がりなど、企業にとっては逆風がある中で、値上げを行い、それでも売り上げが好調なユニリーバはさぞかし素晴らしい経営がなされていると思うかもしれない。

もちろんそうとも言えるし、また伸びる内需に呼応して一般消費財の需要の高まりも影響しているとも言える。

ただしそれだけではない。
ユニリーバが商品製造で使用する原料は、パーム油がかなりの率を占める筈である。

インドネシアは世界1、2位をマレーシアと争うのパーム油生産国。
パーム油の用途は食用、インスタントめん、マーガリン、パン、ポテトチップス、ファストフードの揚げ油、チョコレート菓子、スナック菓子などなど。
そしてそれ以外だと、洗剤や化粧品、ろうそくなど工業用、バイオディーゼルと実に様々。

パーム油価格の推移 - 世界経済のネタ帳

インドネシアはまたココナッツオイルの生産国でもある。

私はインドネシア外務省プロジェクトでスマトラ島メダン視察に日本代表で参加したことがる。
私が優秀で有名ということでは全くなく、インドネシア政府プロジェクト関連では往々にしてあるのだが、突然決定したので、大物=大使や領事とアポが取れず、まともな企業の方も参加不可能な状態で、しょーがねーから自由度の高い私になった(笑)。 人数揃えとインドネシア政府の面子の為。

既に予算が組まれていたプロジェクトなので、不在よりも居た方が好ましい日本人代表。
旅は好きだし、旅費が出てメーカー視察は出来るし、交通は白バイ誘導のVIP扱いで、インドネシア政府の知人に頼まれたので、しょーがねーから参加した(笑)。
在インドネシアの南アの大使やアジアの領事、書記官達の中に、ヨーロッパなどからやってきた私の様に訳のわからん立場の連中(貿易業やコンサルが多かった)が数人混じっており、中々楽しい思い出となった。

その際に、インドネシアで一番有名なパーム油メーカーの視察を行った。
メーカー開発部の成果として、パーム油やココナッツオイルで作ったチョコレートを試食する時間があったのだが、なるほど、知ってはいたが、牛乳無使用でも十分に生産できる技術が確立していることを改めて目の当たりにした。

値上げしても販売が好調なユニリーバは、経営陣が優秀であることには違いないのだろうが、商品アイディア、企画、インドネシアの伸びる内需と市場性の大きさだけではなく、主原料を現地調達出来る点がメーカーにとって多大なるメリットとなっているのは間違いない。

インドネシア進出日系企業ではマンダムの活躍と躍進が有名だが、その裏にはユニリーバ同様のメリット享受が存在しているのだろうと考えている。



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Author:MASAKI
インドネシア在住12年。
09年からインドネシアと日本を
半々の生活。
インドネシアと近隣アジア諸国の
商品・商材を、日本を含めた世界へ
紹介・輸出しています。
インドネシア情報満載のブログです。



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