インドネシア情報局
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白山中居神社と蛇さん
登山ありの2泊3日の旅は、元々は岐阜県に存在する白山中居神社から始まった。
私は昨年の誕生日に初めてそこへ参拝した。

「素晴らしい聖地だった」などの他に持ちうる限りの言語表現を駆使し、私が散々話していたので、旅好きの若い友人はネットで調べ興味が湧いたことから始まっている。
「白山中居神社、時間を見つけて是非行きましょう」と。

平泉寺白山神社を出て、ようやく主目的の白山中居神社へ。
時は短かけれど、長くて濃い旅だったと有難さに包まれつつ、細い道も多かったので、前後に注意を払いながら車のステアリング操作を楽しんだ。

前回とはやってくる方角も異なるので使用する道も異なる。
前から車が来たらどちらかが譲らないと通れない県境の細い山道を通り、幸い車は1台もすれ違わず、また後方からやってくる車も1台もなく、冬は雪がとても深そうなことを感じつつ、夜間の一人運転だと明かりもなく洒落にならない怖そうな道だなと冗談を言いつつ、15時40分頃にようやく目的地に到着した。

白山中居神社 11

白山中居神社が陸の孤島にあることを前回より深く実感した。

バスでも訪問出来ないことはないが、注意は十分必要だし、本数もない。

白山中居神社 12

私はまだ2度しか訪れていないが、前回早い時間に到着した時も、立派な神社なのだが、人気などないし、近くに家は散見できても人を見かけることもほとんどない。
私は限界集落と呼ばれている遠山郷を訪れたことがあるが、白山中居神社近辺は観光地でもないので、遠山郷より更に人や車は見かけない。
昨今、日本では本当におかしな事件・犯罪が多発しているので、そういう場所は1人で、特に女性は訪れる場所ではないのだろう。
広い神社の敷地の中で、滑って転んで足を折っても、誰も助けてはくれません。
携帯で助けを求めることは可能でも、人の迷惑を考慮する気持ちがない人が、神社で祈願しても、どれだけ意味があるのだろうか…。

白山中居神社 10

私は日本の不思議な歴史を追い、近年あちこちの神社参拝を重ねてきたのだが、重ねるうちに神社とは実に見事なシステムであることに気が付いた。

私は怪しい古代遺跡見学が特に好きなのだが、日本の古代人は未来の日本人に対し、託したい気持ちもあり、物凄いアーク=神社を日本のあちこちに設置したのだと最近は強く感じている。
自然への畏怖と感謝、祟りを沈めるため、重要な場所を守護するための結界という意味や東日本大震災で多くの鎮守の森に被害が出なかったように、未来の人々への警告なども秘めているのが、古代から存在する神社であり、また存在意義はそれだけではない。

白山中居神社 9

限られた神社は気がいいという意味では否定しないが、パワースポットと言えるかどうかは、今訪れる人々の気持ちがどこに存在するか次第に左右されるものである。

多くの人々が訪れる場所は、多くの祈願に晒され、霊験あらかたな場所などと喧伝されると、どうしても多くの人々の欲望や自我が渦を巻き、逆に気が悪くなっていないかと思える場所も少なくない。

大自然の機能=森羅万象が働く場所か、人為的には神社の宮司さん達の努力と結果としての祓いがないと、結果、願いを叶える神も何も、仮に何かしかの存在は空間にあるとしても、その場所は腐っていってしまう=正神=誠心=精神が存在しない磁場に落ちてしまう可能性を秘めているのではなかろうか。

白山中居神社 7

結局はその清い場所を生かすも殺すも、訪れる人間の想いなのであろう。
本来神社は自己欲望をお願いする場所ではなく、いまだにきちんとした神社には見られるように、豊穣を神に捧げ感謝の気持ちを表す場所が神社であり、そんな行為や感謝の想念こそが、神社→自然→地球→神へと繋がり、我々人間の元へ帰ってくるという鏡の役割をも果たしているのだと考える。

多くの神社の拝殿奥に鏡が祀られているのは、自身を見つめなおすことだけでなく、現代科学では解き明かせていない人間の想念の力とその正しい使い方を、参拝で訪れた個々の人々に思い出させる如く、鏡や空間を佇ませているのだろうというのが私の最近の結論である。

白山中居神社 6

白山中居神社の由緒書には景行天皇12年(83年)が創祀とある。
近年参拝者が増えたせいか、記帳所横にカラープリントの由緒書が置かれている。
磐鏡がある点で考えると、この場所は現在の神社と言う形態になる前から信仰があった場所であると考えても良いのではと思う。

白山中居神社 4

御祭神は、伊邪那岐、伊邪那美(古事記での綴り)と菊理媛神の白山信仰の三柱はもちろん、この神社の不思議なところは神話の神様がオールスターで祀られている点である。
天照太御神、瓊瓊杵尊、猿田彦神など、由緒書に綴られているが、合計11柱の神様をお祀りしている。
白山を開いた泰澄大師は十一面観音を念じて修行したと言われているが、その11面の本体(分身)である神々をお祀りしたのだろうか…とついつい勘繰ってしまう。

日本は全国に祓いの力が効いており、自己と向き合い、感謝の気持ちを置くには素晴らしい神社が多いが、白山中居神社はその意味で清く美しい聖地であり、大好きな場所である。

白山中居神社 3

それ以外で個人的に別格なのは、伊雑宮、伊勢外宮、今年初めて参拝した玉置神社。
玉置神社は普段クダラナイ冗談ばかり言っている私を黙らせ、同行していた友人2人はとっても不思議だったようだ。
神域では本来そうあるべきなのだが、そうせざるを得なかったあそこには何が鎮まっているのだろう。
御祭神は神社でも珍しい国之常立神。

私は霊感皆無なのだが、ただただ黙って畏怖の念が必要と感じてしまったのが、玉置神社であった。 あの神社は悪魔祓いでも有名なので、「あんたの中の悪魔が黙った」と散々友人達には揶揄されたのだが(泣笑)、宝冠の森まで行き、戻ってくる間は通常よりも厳しい礼が必要な気がしたので致し方ない。
天之御中主神=国之常立神=豊受大神(度会神道)で、伊勢外宮の本当の隠された御祭神と同じ神を祀っているのだと私は考えている。

昨年初めて訪れた白山中居神社は、関東・中部地方の天候に落ちつきがなく、駐車場に車を停めた時も雨が降っていた。
本殿に参拝前後から傘がいらないぐらいに変わり、駐車場に戻ったら、再び大雨で、雨雲と雨雲の間を縫えたような参拝になった。

白山中居神社 5

今回は天気が晴天だったので、以前にも増してあちこちが美しく輝いて見えた。

本殿参拝後、私は隣の天照太御神を祀る新嘗社へ。
若い友人は瓊瓊杵尊を祀る皇祖美社へと本殿左右に分かれた。
参拝に気をとられていても、足元近くでで何か動けば、おそらく十中八九気が付く。
私の参拝はあっさりしているので、若い友人の参拝が終了するのを見計らって皇祖美社へ。
そちらで参拝の礼を始めると、礼儀をわきまえている筈の友人が、本殿と新嘗社の間で何故か「おおっ」と大声をあげたので、横目でチラっと見た。 転んだりした様子でもないので、そのまま参拝を終え、友人の方向へ向かうと蛇(みい)さんがいた。

蛇(みい)さんは天照太御神を祀る新嘗社と本殿の間に出てきたようだ。
私が参拝前後に気が付かなかった可能性もあるが、動くものはさすがに捉えるので、参拝直後に出てきたのだろう。

白山中居神社 1

カメラはリュックの奥にあり、間に合わなかった。
攻撃の気配は全くゼロで、本殿の石畳の間にゆっくりと姿を消したのだが、その後こちらを窺うように石畳の間から何度も顔だけだして、舌をチョロチョロ見せ、可愛かった。

マムシは子供の頃に見ただけでなく、捕獲されそうなカエルを助けようとし、棒でつついてしまい怖い思いをしたことがあるし、インドネシアの自宅では毒蛇を捕獲したこともあるので、その蛇が毒蛇でないことはすぐに分かった。

美しい濃いめの緑色ではっきりとした菱形文様の柄をもち、場所が場所なので餌も豊富なのか、そこそこ肥えていた。
山の中には様々な動物が生息しているので、白山中居神社の立地を考えると、別段驚きや珍しさは皆無。
田舎出身の若い友人と「ヤマカガシかね?」と言っていたのだが、この文を綴るに当たりネット上の写真で確認するとアオダイショウかもしれない。

白山中居神社 2
写真クリック拡大で顔だけは確認出来る。

敵意がなく、何度もこちらを確認するように隙間から顔を見せる蛇は、中々可愛いもので、しばし眺めていた。

そういえば伊勢神宮は蛇と無縁ではない。
先日国立国会図書館で調べ物をしてきたので、そちらと合わせ、近日綴ることを考えている。

杉の大木が多い白山中居神社は、山の中に存在し立地からすると、人を寄せ付けないような場所にも関わらず、とても立派な構えをみせている。
何故古代の人々がこの不便とも言える場所にその様な神社を築いたのか興味は尽きないが、私には知る由もない叡智や真理、霊的深層が影響しているのであろう。

白山中居神社 8

反面、そんなことはどうでも良く、悪い想念で穢されることなく、この素晴らしく美しい澄んだ場所が末永く保たれ、未来の人々へ引き継げればそれだけでいい気がしている。

白山中居神社
岐阜県郡上市白鳥町石徹白第3号48番地
電話 (0575)86-3405(連絡先1)



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プロフィール

Author:MASAKI
インドネシア在住12年。
09年からインドネシアと日本を
半々の生活。
インドネシアと近隣アジア諸国の
商品・商材を、日本を含めた世界へ
紹介・輸出しています。
インドネシア情報満載のブログです。



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