インドネシア情報局
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ポルノ的記述で小学校の教科書回収
7月13日のAFPによると、小学校の教科書にポルノ的な記述があり回収されたそうだ。

ポルノ的記述が問題となった物語のタイトルは「羊飼いの少年とオオカミの母。」
あらすじ: 遠く離れた村に住むわが子を養うために売春宿で体を売る女に出会った男が、自らの情欲を克服するという内容。

あはは、こりゃ駄目だ。
大体売春のストーリー自体が小学生向きではないだろう。

反面、「わが子を養うために売春宿で体を売る女」という設定は、インドネシアではリアリティーがありすぎるストーリーでもある。

東南アジアで売春と言えば、タイやフィリピンがすぐに思い浮かぶ人が多いだろうが、イスラムの国だと思われ、そういう場所がないと思われがちなインドネシアだが、売春宿は非常に多く存在している。
スラバヤのドリー以外では、表だって売春宿と分かる様なつくりになっていないため、分り難いだけである。

ポルノ的記述で小学校の教科書回収 1

インドネシアでは売春婦の摘発がよくなされているが、撲滅にはほど遠く、全く効果などあがっていない。
その原因は「貧困」である。

貧しさ故に学もなく、働き先もない。
農業を生業としている家庭の娘は親の20~30万円の借金のカタで売られることが多く、それ専門のブローカー業も横行している。
借金を返し終わるまで、売春宿などで働くことになる。
ジャワ島のジャカルタに近いエリアでは、インドラマユやチルボンのエリアの出身女性が非常に多い。
所謂貧しい農村地帯の子達である。
それらの場所でなくても、子沢山の中で女の子が生まれると親が喜ぶエリアも存在する。
将来、売れる可能性があるからである。

また「わが子を養うために売春宿で体を売る」は良くある話である。
妊娠中に旦那が浮気して、新たな女性と逃亡。
女性は子を養うにも、就職先など存在せず、子を育てる為に、身を売る仕事をしている女性も決して少なくない。

インドネシアの売春に関しては、日本の戦前「からゆきさん」時代を想像すると非常に理解しやすい。
女衒が介在していた部分もそっくりである。

さて気になるポルノ的記述だが、「女たちが体を売る薄暗い場所で、その女の美しさを目にした男ののどぼとけは、さっと上下した」や「女は彼の腕の中で身を震わせ、あたかもその部屋の蛍光灯の明かりのように、自分の体が燃え上がるのを感じた」が該当する記述だったようで、確かにポルノ小説そのものである。

AFPが伝えるところによると
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
市広報は教科書について、学校側が教育局の許可を受けずに勝手に購入したものだと弁明。「カリキュラムにはなく、学校が保護者に購入するよう求めたもの。こうした場合、通常は最初に教育局の許可を得ることになっている」と述べた。

この物語は元々インターネットのブログに掲載されていたもので、業者がこれを教科書の中に含めて印刷した。学校はこの教科書を、市街の露天商から300円前後で買い上げていたという。
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私はインドネシアで教科書販売に携わる知人に、数年前にブロックMのカラオケ屋で御馳走になったことがある。

もう一人の友人は歌うのに夢中で、そんな合間の彼の話が非常に面白かった。
彼の仕事は夜が多く、メインになってしまうことがほとんど。
要するに、教科書の購入予定の学校のお偉いさんや教育局などへの公務員接待が、必然的にかなりの仕事の率を占めてしまう。 学期が変わる時など、年2度、そういう山場があるようなことを言っていた。
所謂、公務員への業者接待というやつである。
そしてその「接待度合いが、教科書の販売量に大きく影響する」らしい。

ポルノ的記述で小学校の教科書回収 2

「公務員の上や学校のお偉いさんは、乱れたり、弾ける連中が多すぎてね。 女を連れ出す交渉や泊まる場所の手配も必要なことが多いんだぜ。 今日、Masakiと飲んで使ったお金なんて可愛いもんで、俺の気晴らし」と言っていた時の彼の顔を思い出す。

昨年12月に日本の地方でレストランを営む知人と話の中で忘年会の話題になった。
「警察と教師はタチの悪い連中多すぎてね、なるべく予約を受けないように注意しているんだ」と言っていた時の彼の顔はインドネシアの知人の顔に重なった。

接待と忘年会では種が異なるが、日本も他国のモラルを卑下できるような立場には、まだまだ遠いようです。

現在インドネシアは神聖な月でもあるプアサ(断食)期間。
過去においてはいかがわしい店は全て閉鎖していたのだが、近年は営業している店もあるようだ。
そういう店は大体バックに軍の将軍がついているケースがほとんどで、軍を恐れる警察による手入れはほとんどない。 あっても売春取り締まりでなく、ドラック取締りのケースが多い。
プアサの時期は、インドネシアの裏の社会構造の一端を窺うことの出来る期間でもある。



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MASAKI

Author:MASAKI
インドネシア在住12年。
09年からインドネシアと日本を
半々の生活。
インドネシアと近隣アジア諸国の
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紹介・輸出しています。
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