インドネシア情報局
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ジュエリー業界の斜陽
ジュエリー業界の斜陽と綴っても、日本人はおろか欧米諸国も違和感はないだろう。

世界中で食べていくことが最優先の時代である。
容姿や見てくれでだけで誤魔化す時代も終焉を迎えつつあるような予感もある。
御多分に漏れずジュエリー業界も相当苦戦しているが、日本におけるレニーの販売は、よくも3年前までは来日してもコストはペイ出来ていたと、今回再認識とともに感心した。

IJTが終了し、1日観光し、28日早朝にレニーおよび友人数名が帰国。

雪が原因で成田へ向かうリムジンが運休となり、急遽成田エクスプレスに変更したのだが、荷物が多いので参った。
そういう日は最初からツキがないもので、安ホテルだし、起きてしまったことは致し方ないので文句も言わなかったが、ただでさえ雪が降り始めた日はタクシーがつかまらないのに、ホテルのスタッフが予約を忘れていた。
若い頃だったら「テメー、どういう仕事をしてんだよ」と言葉の暴力を振るっていただろう。
最近は年のせいもあるのか、人がミスを犯すのは当然でお互い様と思えるようになったのと、あまりに脳みそ使ってねーな、俺より若いのにと思える人が増えている諦めか、学歴関係なしに進歩・進化しようという心構えのない魂に何かを言っても無駄なので、淡々と対処出来るようになった。

さて展示会だが、来場者数は激減。
昨年の神戸に引き続き、燦々たる有様だった。
まさにジュエリー業界は確実に斜陽を迎えているといった感じであった。

今回はジュエリー展示会だが、数年間手伝っていれば、名前は思い出さなくても、必ず来てくれていた人達の顔は覚えている。 昨年の神戸然り、最早そういった小口の小売店の人々はほぼゼロに近く、見かけなかった。
仕入れた商品がまわっていないだけではなく、清算したり倒産したりする会社も少なくないのだろう。

お世話になっている真珠会社の社長と話をすると、この会社は不景気の中でも集客力のあるブースなのだが「販売数はさほど変わらないが、単価が確実に落ちているので、売り上げは下がる。 お客さんが選ぶのは単価が安い商品ばかり」と言っていた。
デフレここに極まれり。

もちろん出展社も減り、展示会そのもののスペースも縮小している。
これは何もジュエリー業界だけでなく、どの有名な日本の展示会でも見られる傾向だろう。

「給料は下がり、生活は皆大変な環境で、別に生きるためには必要のないジュエリーを購入できるのは一部の人だけだ」

神戸の出展をどうするかレニーに問われて「俺が決めることではないけどさあ、俺なら絶対に出ないよ。 出展費高いだろ。 いまだにブースに来てくれる重要顧客だけ、表敬訪問した方が余程効果的だろ」と話し、結果、今年の5月の神戸は出展しないと思う。 仕入れの方で訪問するかもしれないが…。
日本は今、過去に築いた宝の山を切り売りしているので、物を販売するのではなく、逆転の発想で、アジアの人間は積まれた宝の山を自国で販売し稼ぐ手はある。 いい顧客をもっているかが勝負である。

景気の良いインドネシアだからジュエリーも内需でやっていけるでしょうと思う人も多いかもしれないが、実際、レニーのところは競合が増えただけでなく、地金・銀の値段だけでなく工賃が上がっているので、インドネシア国内でも決して過去のようにやってはいけない。

欧米諸国は当然ながら、マレーシアの富豪層やドバイでの販売も、ジュエリーの売り上げは確実に落ち込んでいる。
ジュエリーの世界は技術と品質も重要なので、会社を存続させる限り、約50名の従業員は確保し、リストラは非常に難しい業界でもある。
ビジネスに関しては目先がよく、勘が働く子なので、不動産事業の方で、会社を存続させている。

日本は新政権の方針も影響するとはいえ、まだ確実にジュエリー業界の斜陽は続くと私は判断している。

全ての展示会に言えるのだが、いい時代、不景気だったが日本の場合、2010年位までは主催者は確実に順調な利益を確保出来ただろう。
計算は簡単だ。 諸々を含んだスペース賃貸料-出展社数Xその出展費用、そして広告など主催者がかけたコストを大体計算出来れば、どの年にどの位儲けたかは、比較的簡単に計算できる。
景気が原因で出展したくてもやむなく出展できなくなった会社もあるだろうが、主催社に恩義や心からの感謝を感じる出展社は少ないだろうから、今後もしばらくは展示会が縮小するのは当たり前の話でもある。

ジュエリー業界の斜陽はまだ始まったばかりなのかもしれない。


IJT会期中は日本ジュエリーベストドレッサー賞を開催しているので、芸能人がやってくる。
いつもは追っかけて写真を撮る人が多いのだが、来場者数が激減していたので、いつもほど混乱はしなかった。

インドネシアブースの前は由紀さおりが通り、比較的近くを川嶋海荷、永作博美、高橋恵子、東山紀之が通った。

ジュエリー業界の斜陽 1

「見に行かなくていいの?」という質問に
「見てもねー、抱けるわけでもないし、見るだけじゃねー、意味ねーや」と冗談で答えると、インドネシアブース内の人々は大笑いしていた。
こういう時に人には理解出来ない言語は便利である。
まさか堂々と淫らな台詞を吐いているとは誰にも気づかれない。
また子供の頃から芸能人に接する機会が少なくなかったせいか、芸能人にあまり興味はない。

我々のブースの裏側、そちらもインドネシアブースなのだが、その前の通路を剛力彩芽が通った。

ジュエリー業界の斜陽 2

芸能人にあまり興味はなくても、その人がもっている雰囲気やオーラを感じ、その後、どうなるか予想するのは大好きである。
剛力彩芽の育ってきた家庭環境など、テレビも観ないので知らないが、あの女性だけが声援に対しても笑顔できちんと応えていたし、父母から素晴らしい温かい愛情を受けて育ったようなオーラが出ていて、久しぶりにいいものを見た気持ちになった。
今のオーラなら腐った部分が少なくない芸能界でも心配ないだろうが、男の選択で失敗することなく、成長してもらいたいと思えた女性であった。



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テーマ:インドネシアの製品・商材 - ジャンル:海外情報

コメント

剛力ちゃん、この業界には珍しく普通の会話ができる人ですね・・・。
福山見たいに馬鹿丸出しではないですね。
寺島さんがご指摘の通り、芯がしっかりした、内面の魅力を感じさせる女性だと
思います。
[2013/01/30 14:41] URL | アラキ #- [ 編集 ]

コメント感謝です
コメント、有難うございました。

>この業界には珍しく普通の会話ができる人

笑いました。

[2013/02/01 22:25] URL | MASAKI #tFt0Pax. [ 編集 ]


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MASAKI

Author:MASAKI
インドネシア在住12年。
09年からインドネシアと日本を
半々の生活。
インドネシアと近隣アジア諸国の
商品・商材を、日本を含めた世界へ
紹介・輸出しています。
インドネシア情報満載のブログです。



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