インドネシア情報局
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映画ザ・レイドとインドネシア格闘術シラット
渋谷の映画館シネマライズにてザ・レイドを観てきました。

「The Raid」のレイドとは英語で、(占領目的ではなく、相手に打撃を与えるための)不意の襲撃、奇襲、空襲を意味しますが、まさしくそのタイトルが相応しい仕上がりでした。

観客は決して多くなったのですが、映画終了後、「ふう~」という溜息や「(おそらく、シラットを中心としたアクションシーンと緊張する場面の連続で)疲れた」という呟きを耳にしました。
The Raidはそれほどまでに息をつかせぬ、アクションシーンが続きます。

私は下手をするとインドネシアよりの発言をしてしまうため、一緒に行った先輩に感想を求めると「アクション映画としては申し分なく、観る価値のある映画。 非常に楽しめた」と言っていました。

映画ザ・レイドとインドネシア格闘術シラット 1

素手における格闘場面はインドネシアの格闘術シラットがふんだんに盛り込まれています。
銃使用のシーンも多く、私が大好きであった香港フィルム・ノワール「男たちの挽歌」等とジャッキーチェーンの映画がいい意味で重なったような印象の映画でもありました。

出演者の方々のキャラも個々に個性が光っており、悪役の親玉Ray Sahetapy レイ・サヘタピーの演技はインドネシアに本当に存在しそうなセリフまわしが見事でした。

映画ザ・レイドとインドネシア格闘術シラット 3

この方、多数の映画賞を受賞しているインドネシアのベテラン俳優なんですね。
見事な演技でした。

主演のIko Uwais イコ・ウワイスと対する悪役Yayan Ruhian ヤヤン・ルヒアンはそれぞれにプロのシラット格闘家とマーシャルアーツのインストラクター。

映画ザ・レイドとインドネシア格闘術シラット 4

演技だけでなく、インドネシアの格闘術シラットが使用されるシーンが多いので、そういう人々でないと映画が成り立ちません。 脇を固めた柔道家Joe Taslimと武芸を学んだ俳優Donny Alamsyahも見事な演技でした。

Iko Uwais イコ・ウワイスは続編の出演も決定し、本年末クランクインを控えています。
日本人にもうけそうなマスクも魅力的でした。

映画ザ・レイドとインドネシア格闘術シラット 2

格闘術プンチャック・シラットは東南アジア競技大会において正式種目です。
ムラユ(マレー)文化圏発祥で1000年の歴史を持つ伝統武術。

現在流派も多数になっているようですが、メンタル、護身術、演技、競技の4要素から成り立ち、素手、素足の攻撃から体全体を優雅に使用するのも特徴の一つです。

ザ・レイドはアクションの連続のため、ストーリーは至って単純です。
汚職警官とその更なる背後も詳細はなくとも描かれています。

私がストーリー上で「上手いな」と思ったのは、悪玉の親分と見えない警察の上層部が繋がっていると言う設定。
もちろん独立したマフィアも存在するのでしょうが、インドネシアヤクザの背後は、警察ないし軍です。
力関係ではもちろん軍が上。

昔むかし。
関係ないのにたまたま私は現場にいたのですが、男女の痴情沙汰で相手が脅しで親戚にあたる非番の警官を連れてきました。 私的な2人の問題なのに、また男女間の縺れというただでさえ簡単に解決できない話合いの場で、相手がそんな脅しを仕掛けたので全く話になりません。 軍の大佐に来てもらい、その場を丸く収めてもらったことがあります。 警官の人、可哀想でしたが、足が震えていました。

軍と警察はそれぞれにシマを持っており、軍はジャカルタのコタが大きなシマになっているのではないでしょうか。
コタはドラッグがはびこり、置屋と闇賭博場が存在するので、いい資金源になるのでしょう。
断食期間中でも営業している置屋は軍の将軍がバックにいるからです。 怖くて誰も手が出せない。
確かなことは分かりませんが、日本人の遊興街ブロックMは警察のシマと耳にしています。
それぞれの現場はマフィアが仕切り、その背後に軍と警察がいるというのが、インドネシアの闇の世界の一部です。
件の大佐は立場上、表立って行動できないケースもあるので、アンボン出身のヤクザと思われる人を私兵として使用していました。

余談が長くなりました。

アクション映画が好きな方、格闘技としてのシラットに興味のある方には、ザ・レイドは申し分なく楽しめる映画であり、お勧めです。 米国でうけるのは納得のエンターテイメント映画です。

映画ザ・レイドとインドネシア格闘術シラット 5

日本では今月末まで上映予定のようです。
日本の格闘家の人々にも観て頂き、インドネシア格闘術シラットを認識、堪能して頂ければと思います。



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Author:MASAKI
インドネシア在住12年。
09年からインドネシアと日本を
半々の生活。
インドネシアと近隣アジア諸国の
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