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セウ寺院 Candi Sewu
ジャワ島の世界文化遺産内、プランバナン寺院史跡公園内。
他の寺院より高く壮麗な中心寺院、ロロ・ジョグラン寺院にスポットが当てられがちだが、公園内にあるセウ寺院 Candi Sewuも中々味がある。

セウ寺院 Candi Sewuとは「1000の寺院」という意味。

セウ寺院 Candi Sewu 2

入り口両脇に立っている守護神クベラはまるで神社の狛犬の役目と同じである。
世界中に残された遺跡の入り口には、ほとんどと言ってもいい位、左右に守護神らしき像が建っているのは非常に興味深い。
時を経て時代を変えても、人類の深層に残された美や調和の在り方は、形を微妙に変えながらもどんな時代でも発露すると考えると面白い。

セウ寺院 Candi Sewu 3

セウ寺院 Candi Sewuは仏教的要素が濃い寺院。
アラブ調の装飾が見受けられたり、古代ギリシャ建築の影響も受けていそうな部分にも、歴史のロマンを感じながら見学するのも楽しいと思う。

セウ寺院 Candi Sewu 4

セウ寺院にはかって240基のぺルワラ(少祠堂)があったと言われている。
修復されていない崩れかけた多くのぺルワラ(少祠堂)も味があって悪くない。
何か古代の人間たちの悲しさを表現しているようにもとれ、日本人にはわびさびを感じさせるものがあり、私は好きな場所である。

またセウ寺院にまつわる伝説は日本の佐渡ヶ島の話にそっくりなのが面白い。

セウ寺院の伝説
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ボコ王の息子である大男がプランバナンの王妃ロロ・ジョグランに一目ぼれ。
大男の執拗な球根に困った王妃は「一晩で千の寺院を建てられた妻になる」と約束。
大男は精霊の力を借り、夜明け前までに999の寺院を造ってしまった。
困った王妃は侍女に米をつくことを命じた。
ジャワでは明け方にコメをつくので、勘違いした一番鶏が鳴いて、日の光を嫌う精霊たちは完成目前で消えてしまう。
怒った大男は呪文で王妃を石像にし、それがシヴァ神殿北側のドゥルガ像で、大男が一晩で造り上げたのがセウ寺院 Candi Sewu。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

セウ寺院 Candi Sewu 5

佐渡の伝説
真野御陵 順徳天皇火葬塚と私的な佐渡ミステリー 下より
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
むかし、昔、佐渡ヶ島は金北山の神様が佐渡全体を治めていた。
ある時、鬼が一匹渡ってきて、金北山の上から島全体を見下して、美しい眺めに惚れ惚れし、この島をどうしても欲しくなった。
鬼が「神様、この島を譲ってくれぬか」と尋ねたところ、神様は断った。
それでも鬼が何度もお願いするので「お前がそれほどまでに佐渡が欲しいなら、一晩のうちにわしがすんでおる金北山の頂上まで百段の石段を積むがよい。 そうすれば佐渡ヶ島をお前にやろう」と答えた。

鬼は早速夕方から石を積み始め、夜明け前だというのに山の頂上近くまで石段を積んできた。 これには神様もびっくり。 「こりゃ大変だ」とあれやこれやと気をもんでいた。
それを聞いていた一羽の鶏が「コケコッコー」と鳴く。
鶏の鳴き声を聞いた鬼は朝になってしもうたと思い、かついできた土を投げ捨て一目散に逃げて行った。
鬼が作った石段は九十九段。 あと一段で佐渡ヶ島を自分のものにすることが出来たのに、とうとう佐渡から逃げ帰った。

鬼が石段を作るために土を掘って運んだわけだが、その土を掘った跡に水がたまり、今の加茂湖になった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
佐渡の昔話 画 福井顕則  話 上坂増子 より

セウ寺院 Candi Sewu 6

まあ佐渡とセウ寺院には何ら関連性はないとしても、世界の伝説は似た話が多かったりもする。
それがスケールの大きい人類の歴史をひも解くカギになるケースになったりもなるので、例えば「ノアの箱舟」、決して単なる伝説と捉えていい話だけではない。

セウ寺院 Candi Sewu 1

プランバナン遺跡群はヒンドゥー教と仏教と考えると、怪しい遺跡やそれにまつわる伝説を好むものからすれば、想像と妄想の部分でも楽しめる。
日本同様に土着民族がいたことは間違いないと思うが、多民族国家インドネシアの人々がどこからやってきて何に影響を受けていたか考えると、様々な可能性や新説が容易に生まれそうな気がしてしまう。



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Author:MASAKI
インドネシア在住12年。
09年からインドネシアと日本を
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