インドネシア情報局
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グデ山 下山 自然を大事に
太陽が顔を出し始めると、夜空の闇の部分が少しずつ減少し、満天の星が次々と消えていく。
澄んだ青空と星の夜空が同時に楽しめないのは当たり前だが、その移り変わりも非常に味わい深かった。

グヌン・グデ・パンランゴ国立公園にはグデ山とパンランゴ山の2峰が聳えている。
パンランゴ山の標高は3019メートルと標高2958メートルのグデ山より少々高い。
それならパンランゴ山に登る人の方が多いのではと思いつつ、アクールに質問すると、パンランゴ山の頂上は木々が結構生い茂っており、グデ山からの方が見渡しや景色が良いそうだ。 そんな理由で登山者はグデ山の方へ集まるとのことだった。

グデ山 下山 1

パンランゴ山はグデ山と同じ登山道。
最後に分岐があり、そこで分かれる。
看板が出ているのだが、文字が消え、シールがベタベタ貼られているので、どちらがどちらか分からん。 アクールが一緒でなければ、暗闇で上の様子も見えないので、迷ってしまったかもしれない。
登山時で看板向かって左方向がグデ山、右方向がパンランゴ山。

グデ山 下山 2

パンランゴ山の遥か彼方。
雲の上に女性の胸を突きだしたような山が見える。
それがサッラク山で、今年5月にデモフライト中にロシアのスホイ社が開発した「スーパージェット100」が墜落した山である。

グデ山はいまだに活動している火山である。
パンランゴ山との間に火口が見え、水蒸気を上げている。
グデ山の頂上付近は硫黄臭が漂っている。
最後に噴火したのは1957年。
今のところ噴火の懸念はなさそうである。

グデ山 下山 3

登山は下山が結構きついケースが多い。
頂上を目指し、それがある意味目標になるため、下山の時には夢が半ば以上達成してしまうことが原因でもあるかもしれない。

グデ山 下山 4

グデ山も下山がきつく感じられ同様であった。
やはり登山の時は気力体力が非常に充実し、夜間ゆえの注意、集中力が良い感じに継続し、ハイ現象が起きていたのかもしれない。

下山をしていて、行きにこんな急な場所がたくさんあったか?
いや、ここを過ぎれば少し楽になって…。
ならねーじゃん。 いや、今一番先に見えている場所を過ぎれば…。
俺、本当にここを登ってきたのか!?

グデ山 下山 5

グデ山を下山する時に、視覚的にもようやく登山道全体を認識できたのだが、結構きつくねーかという印象がいつまでたっても拭い切れなかった。
まあしょうがない。 登ったら下るしかないのだ。
休憩せずに1時間半近く、まずは黙々と歩き続けた。

グデ山 下山 6

登山より下山の方がいいスピードになっているかと思いきや、アクールにいる地点と時間を確認しても行きと大差ないスピード。 増々納得がいかない。
登って少し平地という繰り返しが多く、これなら楽勝だなと思えた登山の時の感覚が、全く見えない下り道が続く。
登山時は闇とがむしゃらになっていて気が付かなかったのだろうか?
おかしい、チクショウ、おかしいなあ、まだまだの繰り返しだった。
普段使用しないくだりでブレーキをかける筋肉が動きっぱなしなので、疲労感も出てくるが、息が切れる訳でもないので、おかしいなあ、まだまだを繰り返し続けた。

グデ山 下山 7

登山者が少ないので、聞いたことのない鳥の鳴き声を数種耳にした。
野生の猿も見ることが出来た。

グデ山 下山 8

ここは水と山から湧いている温泉が交じり合い浸かると少し緩い湯加減。
ここで水浴びする人もいるとアクール。
気力が萎えるといけないので、さすがに浸かりはしなかった。

グデ山 下山 9

温泉の滝。
実に豊富な湯量である。
ただし高温。

登山時は問題なかったが、下山時にスニーカー横から湯が入ってしまった。
熱つ。 火傷したなと思い自宅で確認すると、案の上、足の側面が水ぶくれになっていた。
爪で穴をあけて水を抜いて治療は終了。 翌日には皮はくっついていた。
この温泉滝はそんなに危険ではないが、水面ぎりぎりに足をかける場所もあるので、滑らないように登山者の方はご注意下さい。

3回ほど休憩をとり、行きは闇の世界なのでよってもしょうがなかったチブルウムの滝入口で少しゆっくり休んだ。
山は一度登山し知れば余程のことがない限り、一期一会のケースも多い。
少々疲労感があったが、チブルウムの滝へ。

チブルウムの滝はいい休憩になった。
しかし滝と下山の分岐点からは、再び登山時に感じたよりも、長く感じる下山であった。
休むことなく一気にいった。

管理事務所に挨拶をし、駐車場へ。
駐車場着が11時30分ごろ。

「登山時とあまり変わらない4時間強かかってしまいましたね」とアクール。
「そうだな。 下山、きつかったなあ」と私。

彼には敬意と感謝の気持ちを込めてと考えながらも、かなりしゃべるのが面倒くさくなっていた。
頭もやや停止状態だったのだろう。
滝への往復と休憩を抜いて一気に下山していれば3時間半強で戻ってこれた計算になったことに気が付いたのは翌日。

アクールへ「本当に有難う」と握手しながら、ガイド料にプラス気持ちを渡した。

グデ山 下山 10

彼は本当に人柄よく素晴らしい男だった。

グデ山は駐車場から登山を始めるとトイレがない。
よって山道の脇に入り用を足すことになる。
人間の目では肥料になるのかもしれないが、仮に私がグデ山だったら「テメー、よそ者のくせに、汚しやがって、この野郎!」と喧嘩を売るに違いない。
山を汚したお詫びの代りにスーパーの大き目のビニール一杯分だけ、ゴミを拾いながら下山した。
アクールはタバコも吸わなければ、地元民でトイレでも山の中ではそうした生活が普通。
真似をする必要はないのに、私の様子を見て彼も私のビニール袋にゴミを入れていた。
それでも拾えたゴミは全体の0.1%に満たないだろう。

グヌン・グデ・パンランゴ国立公園。
素晴らしい自然と山、滝や川の流れが存在するジャカルタ郊外の美しい場所である。

グデ山 下山 11

にもかかわらず登山者のマナーが酷すぎる。
キャンプ場は昼間目にしてビックリした。
そこらじゅう投げ捨てたゴミだらけ。
いくら空気が良くても、そんな場所で朝起きて気持ちいいのかよ!と思う状況。

登山道も然り。
飴の小袋、タバコ、アクアのボトルがそこらじゅうに投げ捨てられ、美しさを著しく損なっている。
8月は登山時期として悪くないのに閉山されるのは、タバコ原因の山火事のせいである。

グデ山は今のところ大人しい。
他国と比較して羨ましいぐらいの好景気に沸き、発展を享受するインドネシア。
そんな急発展をしている国にはどこでも見受けられるように、元々マナーがなっていない人々が多いのだが、増加を続ける中間層とその子供でも人心が腐っている様子も見て取れることがしばしば。

今、天候だけでなく世界の地下の深奥が動いている。
それでもグデ山は怒らないかもしれない。
しかしそんな有様では、非常に残念なことだが、この国はまだまだ今後も天災から避けられそうもないと感じてしまった。 せっかくスマトラ沖大地震で天から警告されたのに。
致し方ないにせよ、パラダイムシフトが起きていることに気が付けていない。
いくら礼拝して喜捨しても、イスラムの神は怒り始めたら破壊をいとわない神だということに、ほとんどの人が気づいていないことが、とっても残念である。
警告の枠を超えると意味がないものになるので綴らないが、本当に世界は酷い天災と状況が日増しに増えているというのが現実です。

グデ山 下山 12

車の中で油で揚げたテンペをつまみながらビール2缶。
満足感と充足感に包まれ1時間爆睡。
ジャカルタSohoでは疲れているのに興奮が冷めず、眠ることが出来ず、ウイスキーをトリプルロックで5杯。
19時まで3時間半寝たらすっきりし、適当に自炊した料理の美味い事、量を食うこと。
月曜日に備え、その後は控えめに飲みつつも、その晩はグデ山と御来光に思いをはせ、いつも通りに2時過ぎに就寝。



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MASAKI

Author:MASAKI
インドネシア在住12年。
09年からインドネシアと日本を
半々の生活。
インドネシアと近隣アジア諸国の
商品・商材を、日本を含めた世界へ
紹介・輸出しています。
インドネシア情報満載のブログです。



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