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遠山郷土館と和田城 霜月まつりの面
観音霊水と美味しいお饅頭が食べることの出来る殿町の茶屋のすぐ近くに、再現された和田城が建っており、そこは遠山郷土館となっています。

限界集落とも言われる遠山郷にしては、遠山郷土館、和田城内部は、非常に綺麗にそして興味深い展示となっているので一見の価値ありです。

数々の展示の中でも目を引くのは、霜月まつりに使用する面の複製品200余点ではないでしょうか。

神様王国を謳っている遠山郷ですが、霜月まつりという神事もさることながら、面に関しても思うところがあったので、そんな妄想部分も綴ってみようと思います。
そのために遠山郷土館で販売されている本「神社と面」という本を購入し、少しだけ学んでみました。

遠山郷土館と和田城 霜月まつりの面 1

遠山郷の霜月まつりに関しての詳細は、遠山郷のWebにて詳細を確認出来ますが、簡単に綴って起きます。

霜月まつりは重要無形民俗文化財に指定されています。

この神事が歴史のなかで最初に顔を出すのは、文治二年(1186)に編まれた「吾妻鏡」。
両部神道による湯立祭りで、清和天皇の貞観年中(859~876)に宮廷で行われていた祭事を模した湯立が、ほぼ原形のままで伝承されているそうです。

多くの研究者達に「伊勢神宮の内宮の湯立の系統をひくもので、おそらく伊勢方面から伝来した神楽に、元和年間にこの地で滅びた遠山土佐守一族の霊を鎮める鎮魂の儀式が後から加えられた」と解釈されている。

湯立て神事は日本でも数カ社の神社で行われおり、無病息災や五穀豊穣を祈る神事とされている。
ただしいろいろなお面をかぶって八百万の神に扮した村人が、次々と煮えたぎった大きな釜の周りを、踊りながら熱湯を素手ではねとばす「湯切り」は霜月まつりだけ。

霜月まつりは1186年に編まれた「吾妻鏡」に初めて登場するため、鎌倉時代に成立したと考えられているが、面で一番古いものは木沢の面で、江戸初期の製作である。
その理由は「面は本来祭りのあとに消却されたり捨てられるべきものであった。 また材質も木ではなく紙であった」可能性が指摘されている。
面に関しては神聖なものとして祭り以外に見ることは不可能で、祭りの当日も手に触れることはタブーとされてきたので、本格的な調査がなされたのは比較的最近である。

遠山郷土館で販売されている「神社と面」には更に非常に興味深いことが綴られている。

<霜月まつりには数多くの面が現れる。
人格神の面相をもつものを主体として、鼻高の天狗面や威相を表す鬼神面と大鼻面、さらにケモノ面が加わって構成される。
面を人が身につけると、神霊が寄りつく。
それは人間が人間以外のものに変身したことを示す。>

遠山郷土館と和田城 霜月まつりの面 2

昔の日本の人々は神や霊の存在を信じ、崇拝し、時には畏れてきたことが良く理解出来る。
面が神や精霊たちの寄り代だったことを考えると、昔は面が紙で出来ていた可能性は高いと思えるし、祭り後に消却した可能性は大いにありえる。
霊は紙や木に寄りやすい。 だから位牌は木製であるし、神社や寺の長年生きてきた木はご神木として大切にされ、また天皇家を含んだ神事においては麻が非常に重要になるのだろう。

両部神道とは、仏教の真言宗(密教)の立場からなされた神道解釈に基づく神仏習合思想である。
密教と言えば思い出すのは空海さんだが、密教は実にユダヤ密教のカバラと実に類似するところが多い。

古代日本では蘇我氏と物部氏が崇仏派と廃仏派として簡単に語られるが、キリストの逸話そっくりの聖徳太子の物語を含み、その辺りに関しては藤原不比等が見事な仕掛けを施して、現代の我々には真実を隠したと考えられる。

私は古代ユダヤ人が日本にやって来て大和朝廷の基礎を築いただけでなく、古代ユダヤの三種の神器も日本に存在すると考えている。
古代ユダヤの流入は一度だけでなく、いくつかルートが存在するシルクロードを渡り、それぞれの支族が数度に渡り、韓国、中国を経て日本へやって来たのだろう。

現在日本や世界に存在する新興宗教は論外だとしても、宗教や真理を理解する深さは人間同様に時代を経て、また醸成した場所の影響も受け、成長および変化を伴うと考える。

遠山郷は御柱祭を行っていることからも諏訪神社とも縁があり、霜月まつりは伊勢神宮の神楽にも関係するような学説が存在することからも、「遠山郷は日本の大和朝廷を成立させた人々(種族)の一部が居た場所であり、乱世の時なども隠れ里として使用された」可能性の高い場所であると思えてしまう。

そして多種多様なお面。
「面を人が身につけると、神霊が寄りつく。
それは人間が人間以外のものに変身したことを示す。」
現在よりも精神性が豊かだったせいか素直に神霊の存在を認め、それらの寄り代としていたと考えられる様々なお面。

遠山郷土館と和田城 霜月まつりの面 3

面は語らずとも、お面を見ていると非常に面白い。
天狗や鬼は古代の日本人が西洋人をみた時の印象から生まれたという話もあるが、遠山郷にあるお面を見ると、現在の日本人だけではなく、まるで世界のあちこちを放浪し、多くの人種を見てきたからこそ生まれたのではなどとついつい妄想してしまうものがある。

また面は人格神からケモノまで。
人の心は感情に左右され、踊らされることが多い。
素晴らしい人でもどの感情を使用するかで、また受け手の相手がどの感情で相手を受信するかでも、人それぞれの印象が全く異なる。
様々な心の在り方は、外に存在するだけでなく、元々は人それぞれが内に秘めており、どれを表に出し光を与えるかで、神にもなりケモノにもなる。 八百万の神々もかなりの数が元は1つに集約されるという見方も可能で、日本の神にも様々な性格が存在するように、神の化身である人間も同様なのだと、気が付かせる祭りなのかもしれない。
霜月祭りと面はそのことを語っているようにも思える。

不思議な神事とお面。
個人の趣味的には、このことを知っただけでも遠山郷を訪れて良かったと思っている。

これまた単なる偶然なのだが、遠山郷は訪れさせられる場所だったのかなと思える話が存在している。
東京Sohoでは現在、亡父が使用していた書斎を仕事部屋にしており、自身の部屋に収まりきらなくなった本をそちらにも置いている。 元々書斎にあった父が所有していた本は相当古くなっていたこともあり、ほとんどを処分。
その中に「遠山郷」の、記憶が間違っていなければ、遠山郷の魅力とマラニック等を綴っている本が混じっていた。
知り合いの人が綴ったのか献本のようでもあり、また遠山郷という名前が何故か引っかかりもした記憶があるのだが、その本は処分したと思っていた。 その後、遠山郷という名前もすっかり忘れていた。
藤原先生が遠山郷で学ぶ企画を始める数年以上も前のこと。

遠山郷から東京Sohoに帰宅して、楽しかったなと余韻に浸っていると、書斎で並ぶ本の中に「遠山郷」をタイトルにした処分したと思っていた本が浮かび上がってきた。 捨てていなかったのだ。 まあ単なる偶然なのだが、不思議なことに興味を示す私は独り「う~ん、何か縁のある場所だったのか?」などと思ったのでした。

遠山郷とは全く関係なく、暑い夏場に相応しい、やはり単なる偶然の話もあるのだが、そちらはやめておきます。

遠山郷土館と和田城 ← 開館時間や料金はこちらで確認下さい。


追記 2012年7月26日 ジャカルタ・タイム 9時50分

起きてフレッシュジュースを飲んでいる時に頭に浮かんだ下記を追記しました。

<また面は人格神からケモノまで。
人の心は感情に左右され、踊らされることが多い。
素晴らしい人でもどの感情を使用するかで、また受け手の相手がどの感情で相手を受信するかでも、人それぞれの印象が全く異なる。
様々な心の在り方は、外に存在するだけでなく、元々は人それぞれが内に秘めており、どれを表に出し光を与えるかで、神にもなりケモノにもなる。 八百万の神々もかなりの数が元は1つに集約されるという見方も可能で、日本の神にも様々な性格が存在するように、神の化身である人間も同様なのだと、気が付かせる祭りなのかもしれない。
霜月祭りと面はそのことを語っているようにも思える>




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MASAKI

Author:MASAKI
インドネシア在住12年。
09年からインドネシアと日本を
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