インドネシア情報局
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チパリ古代遺跡 古代インドネシアの足跡
昨年のクリスマス・イヴは土曜日だったので、ジャカルタから少々遠出をし、個人的な趣味、古代の足跡を追う自身へのプレゼントという意味で、チパリ古代遺跡 Taman Purbakala Cipariを見学に出かけた。

12月のインドネシアは雨季。
あいにくの天気であったことと、クリスチャンの人々が土日以外にも連休を取ったのだろうか、それとも途中出くわした道路工事が原因だったのかもしれない。
行きは道中、場所を確認しながらのため、車での移動が約5時間強。 帰りは4時間半かかってしまった、古代遺跡の見学時間よりも移動時間の方が長い日帰りの小旅行になった。

チパリ古代遺跡に到着前、途中、2回ほど断念かと思う大雨があったが、駄目もとで向かおうという信念が通じたのか、午後3時頃に無事に到着した。

チパリ古代遺跡 Taman Purbakala Cipari 1

到着寸前から幸運なことに酷い降りだった雨が止んだ。
それでも雷音が響いており、空は暗く、雲は重く、再び雨が降ってくるのは時間の問題であった。

雨がピタッと止んだことに感謝していると、今度は霧が発生し、視界を遮る。

チパリ古代遺跡 Taman Purbakala Cipari 2

それでも、インドネシア、西ジャワの古代の足跡の一つであるチパリ古代遺跡を見学するには、この霧に支配された怪しい雰囲気もそれはそれで情緒があって悪くねーじゃねーかという気分になれた。

チパリ古代遺跡 Taman Purbakala Cipari 3

チパリ遺跡は1971年に発見され、1972年に試掘が始まった。
1975年に全ての発掘作業が終了。
1976年にミュージアムが建てられ、現在の姿になっている。

予算の都合やマーケティングがあまり上手くない国民性にも問題があるのだろが、インドネシアの観光省は、海外へのアピールが下手だとつくづく思う。

チパリ古代遺跡 Taman Purbakala Cipari 4

世界遺産に認定されているボロブドゥール遺跡などが存在するジョグジャカルタだけでなく、更に古代史という意味では、先史時代の遺跡もあれば、謎の遺跡の宝庫でもある。
目先の経済効果では、もちろん豊富な資源が武器になるのだろうが、既に旅行者に有名なバリ島だけでなく、あまり人に知られていない埋もれた観光資源が非常に多い。
考古学や遺跡に興味を持つ人々だけも、世界中からまだまだ観光客を引っ張ってくることの出来る数多くの観光地を有している。

私の訪問時間が遅かったことと天候も影響しているかもしれないが、チパリ古代遺跡もこれまでの古代遺跡同様に誰も見学者はいなかった。

チパリ古代遺跡 Taman Purbakala Cipari 5

チパリ古代遺跡は約1万年前の遺跡ではないかと推定されている。

ここも立石が並び、また中央に石が一つ置かれており、円をえがく、古代の祭祀場?と思わせる光景が非常に印象的である。 太陽系の太陽でも象徴しているのだろうか?

チパリ古代遺跡 Taman Purbakala Cipari 9

これまでインドネシアで見学した遺跡同様に、墓石、日時計、太陽崇拝、そして生命誕生の尊さとその一因にあたるリンガ、男根崇拝的な立石が見受けられる。

チパリ古代遺跡がこれまで西ジャワやスマトラ島で見てきた古代遺跡と異なるのは、2つの石棺が発見されている点である。

チパリ古代遺跡 Taman Purbakala Cipari 10

石棺はトゥグ・グデチハルチャで放置されているものを見ているが、チパリ遺跡のそれとは若干形が異なる。

チパリ古代遺跡の石棺は綺麗に並んでいる配置から判断しても、この地を統治した王と王妃、ないし非常に力と勢力をもった豪族のものであることが一目瞭然である。

チパリ古代遺跡 Taman Purbakala Cipari 11

古代祭祀場と想像を掻き立てられるパダン山に残る遺跡の倒れた圧巻の数の石群。
その古代遺跡も再現されていれば、建造物上、何か規則性が見られ、そこから新たな発見が出てくるに違いないのだが、チパリ古代遺跡には再現された構造上、これまで見学出来たインドネシアの古代遺跡の中では群を抜く叡智を感じさせる。

一説には生き埋めの風習もあったのではと考えられているようだ。

小さな博物館には、発掘品が並べられている。
閉まっていたのだが、ここでも幸運なことに鍵をもっている夫人が簡単に見つかり、年頃の娘さんと戸を開いてくれた。

チパリ古代遺跡 Taman Purbakala Cipari 13

何でも外国人がここを訪れるのはまだまだ稀なことで、チパリ古代遺跡を知らない人々に広めて欲しいという思いもあったようだ。

「今日はもう遅いからうちに泊まって明日もう一度見学して帰れば?」とまで言ってくれた。

過去に綴ったと思うが、その台詞を聞いた時、もし台詞通りにしたら「これも何かの縁なので、娘をどうぞ」何て言われやしないかと妄想してしまった。

重要な発掘品は研究者がジャカルタへ持ち帰ったことが考えられるが、博物館には、土器だけでなく、装飾品などもそこそこ展示されている。

チパリ古代遺跡 Taman Purbakala Cipari 12

装飾品は他の古代遺跡で見たものに似ているし、日本で見たものにも類似性を感じないこともない。
古代において、現代に生きる我々の想像を余所に、日本や他国とも海で繋がりがあったのだろうと思わせるものがある。

チパリ古代遺跡 Taman Purbakala Cipari 14

最新の科学では縄文人が我々の想像以上に美的なセンスもあり、現代の我々が見ても遜色のない文化をもっていたことが証明されつつある。

日本の縄文時代以前しかり、インドネシアの古代然り。
想像の域を出ないが、超古代には人類は現在とは異なる進化を遂げ、例えば霊的な進化だったのだが、現代文明とは異なる科学と文化で熟成、そして数回壊滅的なことを経験し、その生き残りの人々が太古の信仰(太陽信仰)や文化を僅かに継承し、それが日本でいうところの縄文時代以前、インドネシアの古代文明に再び発露し、現代にいたるまで超古代とは全く異なる科学の進歩をしたのではと思える。

チパリ古代遺跡 Taman Purbakala Cipari 6

自然と神々や精霊=太陽、地球そのもの、天・地・人を敬い信仰していたにも関わらず、今とは異なる霊的な意味も含んだ科学進化後、堕落、そしてほとんどが壊滅。 そんなことを数回繰り返していないか?
チパリ古代遺跡とその発掘品を見た時に、そんな風に思えてしまった。

チパリ古代遺跡 Taman Purbakala Cipari 7

くしくも2011年に見学したインドネシアの古代遺跡のことを、マヤ文明のカレンダー上では注目されている2012年に綴っている。
私は2012年に人類滅亡が起きると考えていないが、人類のターニングポイントではなかろうかと考えている。

私の素人仮説はさておいても、地球とそこに住ませてもらっている人類はかなり危機直前となっている。
傲慢にも自然を制することができると考え、あらゆる資源を掘りつくし、あらゆる小さな生命に対しても情なく慈悲なく、ないがしろにする人々が増え、社会の経済状況及び環境に右往左往され、他人を思いやる心をもてない人が増加を見せ、既に大きな堕落が始まっていることは、心ある人々には認識できる時代でもある。

チパリ古代遺跡 Taman Purbakala Cipari 17

太陽、地球、精霊=大自然と、そこにいつでも変わることなく存在する法則でもある森羅万象。
それらは何も変わっていないのに、変えているのは受け手の人間が原因なのではと思ったりする今日この頃。
それら三柱の存在は、淡々と我々に与えてくれるだけの存在でもある。

チパリ古代遺跡 Taman Purbakala Cipari 15

人間一人一人が、他人と比較することなく、良心を発露させ、出来る限り他へ与える存在に化す=神の分身であることに気が付きはじめ、全ての自然と生命を愛でなければ取り返しがつかない分岐点が今なのかもしれない。

大和朝廷と天皇家の謎を追うことから始まった神社巡り。
そこから見えてきたのは、「日本は生きた聖地をまだ数多く有する稀有な国」というのが、一つの結論でもある。
「自然を守ろうとする力=神を祀り守る森」と「発酵技術」が、まず最初に未来を切り開く大いなるヒントを握っている気がしています。

チパリ古代遺跡 Taman Purbakala Cipari 16

締めがチパリ遺跡と関係なくなってしまったが、古代の祭祀場、勢力を誇った人の墓場?からも様々な想像=脳内の宇宙を広げることも可能である。

他人がどう思おうと、そんな楽しみ方もあるので、古代遺跡の見学はやめられない。

Taman Purbakala Cipari チパリ古代遺跡公園
住所: Kelurahan Cipari kecamatan Cigugur kabupaten Kuningan

チパリ古代遺跡 Taman Purbakala Cipari 8

住所だけでは辿り着くのが難しいケースも少なくない。
Webで検索したものを運転手に見せ、更に写真を数枚プリント。
目的地に近づいてきたら、道を誤らないように、何度か車を停めて、写真を見せながら、そこに住む人々に方向、道を確認するといいです。
もっといい方法もあるのかもしれませんが、私はいつもそうしています。

大雨に降られながらも22時過ぎに無事居酒屋に到着。
実に美味い酒を堪能。



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MASAKI

Author:MASAKI
インドネシア在住12年。
09年からインドネシアと日本を
半々の生活。
インドネシアと近隣アジア諸国の
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紹介・輸出しています。
インドネシア情報満載のブログです。



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