インドネシア情報局
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北九州市 貧困層向け水事業展開へ
今から35年以上前。
単なる安全な水やミネラルウォーターが大きなビジネスになるとは、ほとんどの人が想像もしなかっただろう。

インドネシアは上下水道が全く整備されておらず、首都のジャカルタでさえ、上下水道は全く不完全である。
ジャカルタの中心、高層ビルが立ち並ぶエリアはともかく、その裏が民家なら数年に一度汲み取りが必要なのが一般的な構造である。
上水道がないので基本は井戸水になるのだが、下水道が完備されていないため、ジャカルタの井戸水の85%以上が大腸菌で汚染されていると言われている。

また最近は雨が多く洪水被害が出るくらいなので問題はないが、雨季の時期に雨量が少なすぎると乾季の時期の井戸水が足りなくなる。
井戸掘り職人の稼ぎ時になるわけだが、首都のジャカルタでも今後地盤沈下が多発することが数年前より懸念事項となっている。

今から35年以上前。
単なる安全な水やミネラルウォーターが大きなビジネスになるとは、ほとんどの人が想像もしなかっただろう。

それは日本人だけでなくインドネシアも然り。
インドネシアでペットボトルの水は数社から販売されているが、一番流通しているのは、バリ島観光をした人も目にしている筈の「アクア」である。

「アクア」が販売された当初、インドネシア人のほとんどの人が「こんなビジネス、上手くいく筈がない」と考えた。
しかしながら結果は日本と同様で、いち早く「安全な水の販売」を手掛けたアクアはインドネシアの一大企業の地位を築き上げた。

人間の体の60~70%は水で出来ている。
安心して飲める水がなくなると当たり前だが人は死に絶える。

にも関わらず安全な水を飲めない人々は世界人口の約1/6と言われている。
ヨーロッパもエスタブリッシュメントが水の権利を握っており、大げさな言い方をすれば「一握りの人間が多くの生命線を握っている」という有様である。
この部分に関して言えば、日本は他国と比較して現在非常に幸福なポイントである。

今年は世界中で水難が増えそうなのだが、その反面、「安心して飲める水が減る」せいで、以前より警告してきた通り、世界の水面下では「水資源の奪い合いが激化してくる」年のスタートにもなった年としても後年記憶されるかもしれない。

単なる私的な勘なのですが、これは当たってしまう確率が高いと思っています。
自然と森を大事にすれば日本はおそらく大丈夫。
現在の流れだと欧米諸国を中心とした富裕層はゴールドを目先の切り札に使用してきますが、近未来の日本には別の切り札が出来るかもしれません。

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北九州市:貧困層向け水事業展開へ 企業とインドネシアで /福岡

 北九州市が民間企業と共同で、インドネシアで飲用水を供給する事業に乗り出す。「BOP」と呼ばれる貧困層向けビジネスの一環で月内にも、国際協力機構(JICA)の支援事業に採択される見通し。

 BOPは「Base of Pyramid」で「ピラミッドの底辺層」の意味。年間所得3000ドル以下の貧困層で、世界人口の7割に当たる約40億人いるとされる。JICAはBOPを対象に、民間企業も参入した事業形態で一定の利益が出るビジネスモデル作りを目指している。実現に向け事業の公募を始めており、市は昨年7月、東レ、水道機工などとインドネシアの水事業を提案した。JICAと両社は、市が官民連携で海外展開を進める「市海外水ビジネス推進協議会」のメンバー。

 事業は、インドネシアのスンバワ島などで、太陽光発電を利用して井戸水をくみ上げ、東レなどの膜技術で浄化して飲用水をつくる装置の実用性を検証する。JICAから約5000万円の援助を受けて13年3月まで調査を実施し15年までに本格稼働を目指す。
 
 市はこの事業で得たノウハウを市内企業の海外展開につなげたい考え。北橋健治市長は11日の記者会見で「市内企業の技術を生かすチャンスが来ることを期待している」と述べた。【仙石恭】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2012年1月12日 毎日JP 北九州版

インドネシアは日本と似たような環境下になるのですが、現在は致し方ないとはいえ、多くの人々がお金だけを見る世相で、そのために自然の有難さを省みない、そしてないがしろにし過ぎている点が非常に気になっています。




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コメント

こんにちは。いつも興味深い記事ありがとうございます。ここバリ島ウブドも下水道が完備されていないため、雨が降ると下水の匂いが充満したりしますが、ジャカルタの井戸水の85%以上が大腸菌で汚染されているなんて。。。ものすごい汚染度ですね。以前インドネシアで観賞用の魚を釣るために青酸を海に流して釣る毒流し漁のために珊瑚が白化しているというドキュメンタリー映画を見たことがありましたが、未だにそういった漁法は続けられているとか。。。食用の魚もジャワでは毒で釣ってるとバリ人は言っていましたが、本当だとしたら恐ろしい話ですね。ジャカルタほどではないのでしょうが、一見花や木であふれているように見えるバリも相当な汚染がすすんでいます。田舎に行っても商業用の材木林やお供え用の花畑が多く、自然の生態系が残っている森と呼べるような場所はあまりありません。未だに多くのバリ人が川で洗濯し、沐浴してるにもかかわらず、ほとんどの川は汚れ、ゴミが散乱しています。バリの人たちは儀式と祈りに熱心で毎日せっせとお供え物をつくっていますが、お供え物用の花や葉っぱの生産はビッグビジネスになっていて、商業畑のために自然の森が破壊されて生態系が崩れることなどはあまり誰も興味がないようです。どんな宗教もエッセンスは大自然への感謝だと思うのですが、現在のバリでは儀式の形式ほうが重要視され、大自然への感謝を忘れてしまっているようで残念です。
[2012/01/17 15:32] URL | Mia #- [ 編集 ]

コメント感謝
はじめまして。

コメント、有難うございました。

バリ島は仕事で訪れるケースがほとんど。
仕事はきちんとこなしながらも、観光気分で景色を楽しんでいるのですが、頂いたコメント「一見花や木であふれているように見えるバリも相当な汚染がすすんでいます。」にはびっくりでした。

やはり現地に住んで観察している人とそうではない人間の差は確実に出ますね!
コメントを読ませて頂き、現地の人達が早く気付かないと非常にまずい状況だと思いました。

>どんな宗教もエッセンスは大自然への感謝だと思うのですが、現在のバリでは儀式の形式ほうが重要視され、大自然への感謝を忘れてしまっているようで残念です。

非常に鋭い指摘ですね。 私も同感。 
個々の人の気持ちは確実にガイアに影響を及ぼすと考えるので、この数年間、バリ島大丈夫かなと思ってしまいました。
[2012/01/18 14:45] URL | MASAKI #tFt0Pax. [ 編集 ]


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Author:MASAKI
インドネシア在住12年。
09年からインドネシアと日本を
半々の生活。
インドネシアと近隣アジア諸国の
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