インドネシア情報局
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パニックの原因の一つ=正確な情報の欠如
昨日、スカルノ・ハッタ空港から乗ったタクシーの運ちゃんの話は中々勉強になるものがあった。

話してくれた本人は気が付いていないかもしれないが、それはパニックの原因の一つが正確な情報の欠如、正しくない情報・噂の入手という実話である。

運ちゃんはたまたま長期休暇で奥さんと子供が待つ里帰りをしていた最中にジョグジャカルタ(中部ジャワ)を揺らした大地震に遭遇。

地震は早朝に発生し、皆家から飛び出て、近所同士で対策を話し合うものもいれば、唖然、呆然としている人も少なくなかったらしい。 女性、子供は恐怖している者が相当いたようだ。
村で避難するかということになった頃、津波が来るという噂が入ってきた。

インドネシアの人々は、スマトラ沖大震災の大津波以降、地震と津波には大きなトラウマを持っている。 テレビでその映像を目の当たりにした人も多く、恐怖心が心の奥底に刻まれている。

津波が来るという噂は瞬く間に拡がり、早くも皆パニックの様相を呈したそうだ。
「ともかく急いで海とは逆の方角へ逃げろ。 少しでも高台を目指せ!」を口々に皆、そのままの姿で、家庭のある人は奥さんと子供を連れ、避難を開始したそうだ。

田舎のせいもあるが、この時点で既に情報は欠如しており、正確な情報など全くない。
この時点で相当なパニックに見舞われている。

村から数キロ以上離れたところで、少し落ち着いたのだが、その後しばらくしてから、第二派の噂がどこからともかく発生。
「ここではまだやばい。 津波は相当でかいらしい」

警官も一緒になって逃げている人がいたようで、最早住民と同様の状態。
更に拡がる不安やパニックを止められる者はおらず、皆急ぎ足で更に数キロの避難。

津波は結局やってこなかった。
不安な夜を過ごし、翌日は軍が救援物資とビニールシートを大量に運んできたので、大事をとって野営のような生活を送った。

この日から無人の村に入り込んで強盗を働く者が出現。
牛を含めた家畜などが結構消えたので、その後、警察や自警団が村に人が戻るまで警備を務め被害の拡大を防いだ。

この話を聞いて、田舎の隅々まで正しい情報を発信することは難しいかもしれないが、インドネシア政府は防災に関しての教育を強化するべきであるとつくづく思った。

ただこの話を聞いて思ったのは、仮に日本の様にラジオで情報を入手出来たとしても、インドネシアは情報のインフラが日本のように整っておらず、そんな情報が正しいかは非常に疑わしい部分もある。

パニックに陥ることは危険極まりないのだが、国や場所が異なれば、情報の量とその判断の仕方はもちろん異なり、震災時には初動が大事という意味では理にかなった動き(日本の様に建物が乱立していないので、まずは安全な表に避難、<噂が原因になったとはいえ>津波を想定し、更に即非難)を住民はしたのかもしれないと感心する部分もあった。

原発問題を見ている限り、国の情報だけに頼ることは非常に危険だと判断している人も多いだろう。

地震に関しては、発生する前の準備や心がけで、発生直後の初動が変わるし、そんな準備を行うことはかなり防災意識が高まっているので、正しい情報を入手後、自身で判断する訓練が出来ていることになる。 そんな微妙な部分が生死を分けるのかもしれない。

今後も世界中で「想定外」が起きる可能性が高いので、インドネシアの被災時の情報欠如ゆえの実話を笑うだけでなく、そんな中にもたくさんのヒントを見出し自身の考え方を改善することが非常に大事だと思ってしまった。

また、今回は一部の田舎地域の話だが、津波の噂は強盗を企んだ連中から出ていたのでは、と思わないわけでもないです。



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MASAKI

Author:MASAKI
インドネシア在住12年。
09年からインドネシアと日本を
半々の生活。
インドネシアと近隣アジア諸国の
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紹介・輸出しています。
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