インドネシア情報局
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インドネシアの銀行預金の保証上限額
日本振興銀行の破綻により日本でペイオフが発動された。
日本で保証される額は2002年4月1日以降、1金融機関につき1預金者あたり元本1千万円とその利息が保護の対象である。

それでは、インドネシアの銀行預金の保証額はいくらなんだという疑問をお持ちになる読者もいらっしゃるかもしれない。
実は日本より現時点のインドネシアの銀行預金の保証限度額は大きい。

2008年10月13日 1銀行1顧客 1億ルピアから20億ルピアに保証限度額を拡大

2010年9月10日の為替レートを適用した場合で、1円=Rp.100と換算し、約2千万円の保証上限額である。
預金保証機構(LPS:Lembaga Penjamin Simpanan)法「2004年第24号」の改正に関する緊急政令として発布され、10月13日付でユドヨノ大統領が署名し即日施行。

このインドネシアの銀行預金の保証限度額拡大は、完全にリーマンショックに対応したものであった。
銀行預金の保証限度額を早急に拡大することで、仮にインドネシア金融関連が最悪の事態に陥った場合の取り付け騒ぎを未然に防ぐ緊急政令であった。
この当時、インドネシアの銀行預金の保証限度額拡大することで、預金総額の97%を保証枠に入れたと言われている。

2008年10月8日 株価が10%以上で下落し、インドネシア株式市場は取引中断。
同10月9日、10日は、株式市場が閉鎖に追い込まれた。

現在インドネシア投信を中心にインドネシアへ投資・投機をしている日本人も多いと思うが、この現実(脆弱な財政基盤と世界の目で見た場合、巨大資本が流入することで簡単に操作が効くまだまだ小さなマーケット)はユメユメ忘れてはいけない事柄である。

この銀行預金の保証限度額拡大の緊急政令を発令したのは、インドネシアの政権闘争に嫌気がさし、またインドネシア経済の舵取り手腕が買われ、世銀に入った当時の財務大臣スリ財務相。
マスコミでも海外からの評価も高かったスリ財務相だが「国を守る、国民を守る」ということは表面に出てくる事象だけでは判断が出来きないことも多く、時には非情で、時には一時の国家安泰のため、止むを得ない結果が残ることもある。
この時、株式資本上、英国HSBCにインドネシアはバンク・エコノミを事実上乗っ取られているでしょう。

インドネシアの銀行預金の保証額は過去に下記の様な歴史をもつ。

2006年3月21日まで               銀行預金の全額保証
2006年3月22日から9月21日まで         50億ルピアの保証上限額
2006年9月21日から2007年3月21日まで      10億ルピアの保証上限額
2007年3月22日以降                   1億ルピアの保証上限額
2008年10月13日                1銀行1顧客 20億ルピアに保証限度額を拡大

1千万円保証のペイオフが発動された日本。
インドネシアでももちろん失うものはありましたが、非常事態時においてはインドネシアの方が、例え一時的と言えども、国家と国民を守ったのではと考えてしまうのは私だけではないと思います。




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テーマ:インドネシア - ジャンル:海外情報

コメント

こんばんは!

最近のインドネシアでは、短期長期ともに
考えられる人が増えてきているように感じます。

当時のスリ財務省の方法は、ぎりぎりセーフですが、
インドネシアの経済の破滅を防いだ、と言っても
良いように思っています。

現在の1顧客20億ルピアの保障額は、
発令時から今の経済状況を比べると、
額をもう少し上げても良いのでは、と思いますが、
今後のことを予想して、ほどほどのところで
留め置いているのでしょうか。
それとも、現財務相が忘れているとか、、?

[2010/09/12 03:04] URL | そんけっと あきこ #5Q1fTanw [ 編集 ]

コメント感謝です
こんにちは。

10年前以上と比較すると「短期長期」を考えるインドネシアの人は増えていると思います。
良いと思える部分反面、資本主義にどっぷり嵌っていくような感じは、どうなんだろうかと、資本主義の一員として矛盾を抱えつつ考えることままありです(笑)。

私もインドネシア政府の中のことは知りません。
勘違いする人もいるのかもしれませんが、私「貿易仲介業」しかしていませんので(笑)。

インドネシアの状況を見るに、現在のペイオフ時の保証額でも、ほとんどの人が問題ないと私的には判断します。 本当の金持ちはスイスでなければシンガポールに金を逃がしていますし、別のもの(不動産、金、自営業)に替えているケースも多いので。
最近の日本人も学び、財産を同じバスケットに入れない資産家も増えましたが、アジアの資産家は元々通貨が脆弱だったり、華僑が経済を握っているので、抜け道も多く、また抜かりないですよね。

また保証額を上げて、本当に金融面で最悪の事態が起きた時、インドネシアは札を刷りまくる事態になります。 よってハイパーインフレでイチコロです。 インドネシア政府もそこで判断している筈です。

[2010/09/13 01:14] URL | MASAKI #tFt0Pax. [ 編集 ]


こんばんは!

ご説明頂いて、納得しました。
シロウト考えで、補償額が大きいほど、
インドネシアが求めているであろう、
外国からの投資などを引き寄せやすいのではないか、
と思いました。

いずれにしても、自分も含め
手足を使って、はいつくばって生活をしている普通の人々が
机上のゲームのような混乱に巻き込まれないように
やっぱりもっと学ばないといけないな、と思います。

でも、あんまり勉強すると、
インドネシアらしい、とぼけたところが
なくなってしまうかも知れませんね(笑)。

これからも、ブログを読んで
勉強させて頂きます♪

[2010/09/13 02:45] URL | そんけっと あきこ #5Q1fTanw [ 編集 ]


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Author:MASAKI
インドネシア在住12年。
09年からインドネシアと日本を
半々の生活。
インドネシアと近隣アジア諸国の
商品・商材を、日本を含めた世界へ
紹介・輸出しています。
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