アグンが4日間のスマトラ島の出張から、みあげを携え帰ってきた。
メダン とはスマトラ島の中で一番大きな都市の名前。
インドネシア で国内出張に出た際の楽しみは、その地方、各都市・町のおみあげやお菓子、特産物がそれぞれの場所で異なる点だ。
よって今回のおみあげは「 メダンの有名なお菓子 」。

随分昔からあるお菓子らしい。
Bika Ambon ビカ アンボン。

使用されている材料は、
タピオカの粉
砂糖
卵
椰子の実の白い部分、椰子の甘い液
オレンジの葉
タコノ木の葉。
オレンジとタコノ木の葉は「それぞれの葉っぱから少量で抽出出来るフレーバーエッセンス」のことだと思う。 以前食した時に、少し一捻りのある工夫された香りと味だなあと思っていたが、その謎は本日解けた。 箱に記載の原材料をしっかり読んだだけだけど(笑)。

ソフトなのだが、僅かにモサッとした乾いた食感がまた面白いお菓子。
日本ではあまり経験のない味と香りが口の中に広がるが、クセがないので食べやすい。
本日の夕食後のデザートはこれで決まり。

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2009年4月9日に インドネシア では総選挙(国会・地方代表議会)が行われる。
新党も含め34政党が選挙に向けた政党のキャンペーンをスタートさせたが、政党が多すぎると一部の見識者からは批判の声も上がっている。
「こんなに増えた各政党の政策、綱領、ビジョンを有権者達が理解出来るのか」と。
インドネシア は現在民主化の過度期。
独裁のような大きな力が良いとは思えないが、強力なリーダーシップ不在を露呈している有様だ。 政党間での競争が国民に良き政治をもたらすならば、それも良しとなるのだろうが。
年々改善・減少しているとは言え、露骨な汚職が蔓延しているインドネシアで、この政党数って...日本も同様だが、利権を利用できる政治家って儲かる商売なんだね(笑)。
2009年3月16日から4月5日は各政党の最終キャンペーン。
こちらの選挙キャンペーンは初めて見るとビックリする。
大渋滞を巻き起こす良い迷惑でもある。
政党カラーのTシャツを配ったり、キャンペーンに参加した人には「弁当・ジュース」や「タバコ」を出したり。 そしてバイクやバスを動員し、暴走族の様に道を走りまくる。
貧民層には食いっぱぐれがなく、新しいTシャツをゲットする期間なので、今日はこの政党、明日は別の政党のキャンペーンと忙しくなる人も少なくないようだ(笑)。
2009年7月には国民による大統領選も控えている。
先日行われた調査では、現職のユドノヨ大統領の支持率が大幅に低下。
破綻しかけている国営石油会社プルタミナ問題があるところに、投機による世界的な原油高。
ガソリン値上げに伴う物価の上昇。
彼はそれなりの見識とリーダーシップを持ったトップに思えるのだが、大統領になった時期が悪い。 日本でも政権奪取の時を得ながら、取りに行かない民主党。 今は時期が悪すぎて、政権奪取をしたら、返って大変な事になると考えているのだろう。
世界的な原油・物価高、悪性インフレ、汚職の蔓延で各国システムが機能しなくなっている。
統制されている日本の新聞・マスコミでは紹介されないが、アメリカのサブプライム問題は1年の時を経て、ヨーロッパに本格的に飛び火・発火。 連日大騒ぎをしているようだ。 アメリカのカルフォル二アにある銀行破綻では、ペイ・オフを発動したけど、日本の新聞に載ったのかな?
とにもかくにも現段階で国のトップになるのは、世界中どこでも辛いような。
色々記載したが、まとめると、以前よりは法規も整い、自由勝手で暴走族的な政党キャンペーンも規制がかけられるようだが、
2009年3月16日〜4月5日
2009年7月 大統領選前
この期間は首都ジャカルタを中心とする大渋滞に我々外国人は注意
ということだ。
ご参考になった方、

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「これは木材に布でも貼り付けたのですか?」なんて聞かれることが良くある雑貨、それが インドネシア のバティック・ウッズと呼ばれる手工芸品だ。

こんな感じの手工芸品。
この手工芸品は完全にバティックの技術、制作方法を応用したもの。
調度、私が会社を興した頃、7年前位から展示会などでお目見えするようになった。
日本、アメリカ、ヨーロッパ、南米。 世界各地に輸出された。
アジアン雑貨ブームが下火になった日本では、現在ほとんど販売されていないと思う。
過去には私も日本で実験的に卸しもしており、そこそこ売れていた。
特に「和雑貨を扱うお店」や「民芸品を販売するおみあげ屋」等では、好評だったと記憶している。
思い出のある懐かしい商品で、私自身で撮影したデータ写真があるので、ここで製作工程を紹介したい。 もちろんメーカーは存在しているし、インドネシアのみあげ屋さんでも、いまだに活躍しています。

最初は木材を切る作業。

お皿などのくり貫き作業も感心する程、器用にこなします。
これだけの手先の器用さを持ちながら、量産させると不良品が実に多い(泣)。
ヨーロッパ、アメリカのバイヤーは不良率を計算し、仕入れ、販売するケースも多いので、あまりクレームもないらしい。 私がメーカーと付き合っていた頃は、品質の厳しさについてこれず、メーカーが途中で生産を投げてしまうのを恐れ、微妙な商品は全てではないが、引き取ってあげていた。 そして、日本向けには厳しいけど、不良ではない商品を、ヨーロッパに輸出・販売していた。

モティーフを木材に鉛筆で書き込む。
モティーフは微妙にサイズが異なるが、手書きなので致し方ない。
ただし、時に、描く人の気分で、モティーフが大幅に異なるケースもある(笑)。

バティック製作時と同じ要領で、ロウでふさぐ作業。

この作業は繊細さと忍耐力が求められるので、女性のスタッフがほとんど。

写真では分かり難いが、非常に細かな線をロウでふさぐ作業。

染色作業。

染色剤に付けると、面白い位の速さで色が染まり、染まったカラーが浮き出た感じになる。

この前に乾燥作業。
完全に乾いたところで、ロウを落とす作業。
まるで天ぷらを揚げているような作業写真。

乾燥工程...といってもバティック同様、天日乾し。

メーカー社長が「オーブン、オーブン」なんて言っていたので、見せてもらうと、大きな電球を照らし、蓋を閉め、温まった空気で乾燥させているものだった(笑)。
この商品は大きな弱点がある。
木材は水に弱い。 にも拘らず、商品の性質、製作工程上、使用木材が水分を思いっきり吸ってしまう作業だらけ。 天日乾しをしっかり行っても、湿気の多い場所だと、あっという間にカビが出る。
全ての作業を終了し、天日乾しに時間をかけても、若干のカビ発生リスクは払拭出来ない。
そこで私が考えた案。 「ニスを塗ってしまう」というアイディア。
ただしニス具合では、風合いがどうしても薄れてしまう弱点が発生する。
そんな訳で商品デザインの中でも、お椀や皿の様な形をしたもの=ユーザーが誤って水洗いする可能性のある商品にだけ、光沢の出ないニスを使用した。
当時、ニスを使用しているメーカーは皆無。
そして私がアイディアを出し、実行した3、4ヶ月後より、あちこちのメーカーが同じ仕上げを行い始めた。 請求もしていないが、アイディア使用料を払うと言ってくれたメーカーは皆無だった(笑)。


この商品はスペインで広告が出て、芸術品の様に販売された。
写真では分からないが、カラーを豊富に使用し、非常に細かいモティーフと点と線。
デザイナーは芸術家と呼ぶに相応しい中々の怠慢&クレージーぶりだった。
アルコール大好き、ジョン・コルトレーンをこよなく愛するインドネシア人。
5年位前に車の事故で、才能とともにこの世から消えた。
この細かな技術だけは残ったようで、類似作品は今でも購入可能。
ただしここまで細かで繊細な新たなデザインは彼の亡き後、見たことがない。

バティック・ウッズはモティーフあるいはカラーのせいか、何故か温かみを感じる。
今でもそうだが商売を始めたばかりの青二才だったころを思い出す時は、いつでも一緒に思い出してしまう インドネシア の手工芸品の一つです。
製作工程などを楽しんでいただけた方、

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