明日5月1日はインドネシアの国民祝日です。
Ascension Day キリスト昇天祭
<復活祭後40日目の木曜日・Holy Thursday>
国民の8割以上がイスラム教徒ですが、基本的にインドネシアでは宗教の選択は個人の自由です。
そんな訳で、イスラム教、キリスト教、ヒンドゥー教(バリ島に多い)、仏教の大事な日は国民休日となっています。日本人からすると何か得したような(笑)。
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インドネシア と言えば豊富な木材の印象。
木材と言えば家具や木工品。
木材そのものは現在違法伐採と乱獲で、想像以上に値段が上がっており、また年々販売・輸出の規制が非常に厳しくなってきています。
良くお客さんからは「何故中国製の家具・木工品の方が安いのか?」という質問もお受けします。原因は一概には言えないのですが、そのうちの一つに様々なルートで違法伐採木材の密貿易が行われたことが挙げられます。これは輸入した国だけでなく、輸出した国にも原因があります。
例えば高級木材のチーク。
現在 インドネシア 政府は木材としての輸出を禁止しましたが、私の知人(華僑)の話では「中国はあちこちから買い集めた在庫があり、インドネシアが今更輸出を止めても数年間問題のないストックを所有している」そうです。これは価格で太刀打ち出来ない一例です(涙)。
最近政府は植林活動を始めましたが、2030ー2050年頃にはカリマンタン島<オラウータンのいる島で有名>の森林もほぼ消滅する可能性があるそうです。
木材は大事に使用していかなければなりませんが、家具を製作するとどうしても使用不可能な木片が発生します。その木片を家具工場から安価で購入し、チップ化し、見事に活用、製品化しているメーカーが存在します。

使用木材 チーク
商品は
コースター
テーブルマット
床カーペット
ブラインド 等

使用木材 紫檀
チップの形状を変えたり、フィ二シング塗装の有無で、見た印象を楽しめる商品です。

使用木材 チーク
日本にも輸出していますが、主にヨーロッパ人に好まれます。
チップだけを インドネシア から仕入れ、イタリアで加工しているメーカーもあるようです。
廃棄材の再利用という点で、この商品の存在は好きです。
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まじめなネタが続いたので、ここで一度脱線します。
コッホン、
え〜、本日からスタートしますインドネシア語講座「誰でも明日からインドネシア人」の時間がやってまいりました。
え〜、本日が記念すべき最初の授業ということになりますので、まずは基本中の基本、一度聞いたら二度と忘れない単語から、皆さんと一緒に学んでいきたい、かように思っております。
通常の語学講座ですと、<挨拶>や<私の名前は〜です>なんてところから入っていきますが、私の教育モットーは「覚えられる部分からとっとと吸収させてしまう」というユニークなものです。
最近では教育者としてはちょっとレボリューション的な存在かなあなどと自負しております。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
コッホン、皆さん、静かでまじめですね!!
学ぶには良い姿勢ですが、緊張は必要ありません。
さてそれでは本日学んでいただく単語です。
現地に訪れた日本人がまず最初に覚えてしまう単語なので、リラックスしながら吸収して下さい。
Cincin チンチン 指輪
Mangkok マンコック お椀
Kintamani キンタマー二 バリ島に存在する地名(観光地)
Bakso バクソ 牛肉で作った練り物(ミートボール)
Es エス やばい薬ではないですよ、こちらでも蔓延していますが。 氷
正式にはエス・バトゥ Es Batu
女性同士の会話で「彼氏からチンチンもらっちゃた」とか「バクソを食べた」とか耳にしても、レストランでウエートレスさんに「マンコックを下さい」と言ったりしても、何も恥ずかしがることはありません。
赤面してはいけませんよ。返っておかしいですから。
外国語習得には度胸も必要だとういうことを忘れないで頂き、本日第1回目の授業を終了します。
それではまた。
<注> 上記単語は実際に存在します。
日本語で発音すると面白かったり、ちょっと口に出しずらいものだったり。
異国文化の面白いところですね。
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エイ革・ガルーシャの使用商品をあげてきましたが、まだまだ豊富に存在します。
わさび卸器の記載で気が付いた人もいるかと思われますが、非常にユニークなのは「貼りの技術」です。
あの硬質で真直ぐに切るのが困難なエイ革を切断し、ベースとなる商品に貼り付けます。

こちらは花瓶です。

ヨーロッパ、アメリカ等で人気のある写真立て。
非常に根気がいる仕事なので、アジアの職人さんの技術にもビックリです。

上記はフィリピンのエイ革メーカーです。

こちらもフィリピン。
フィリピンのメーカーさんにはコンタクトしたことがありますが、お金持ち相手の商売になっているようで、価格で折り合いが全くつきませんでした。
しかしならが、エイ革・ガルーシャの他の革にはない輝き、強さ、また商品にするにあたり高度な職人技術を必要とすることを考慮に入れると致し方ないと考えます。
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スタート時の日記で予告していたので、エイ皮を使用する場合の商品例を紹介します。
革小物、バッグ等、ファッション関連に使用するのが普通ですが、実は意外な商品にも使用されています。 その商品とは、
鮫皮わさび卸器
剣道の胴わさびは金具を嫌います。また細胞を細かく砕き、酸素に触れないと辛味が出てこないので、サメ皮で作られた卸器が最適と言われています。ただしサメは逃げ足が速く、フカヒレ収穫のため、乱獲が原因で数も減っています。 そんな訳で、良く漁師の網に引っかかり、皮の性質がサメにそっくりなエイ皮が代用されます。

こんな状態で出荷されています。
タイもエイ革の産地として有名ですが、海に囲まれている インドネシア 仕入れの方が価格は安いです。
剣道の胴は高級武具として数十万円で販売されているようです。
わさび卸器は、鮫皮を謳っていても、使用材料として「エイ皮」と記載して販売している良心的な会社もありますが、鮫皮の名のまま販売しているところもあるようです。
本当に鮫皮使用か?どちらの使用でも大差ないのですが、私は常に疑ってしまいます(笑)。
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親友アグンの会社スタッフ、スグンが
筍を持ってやって来た。
最近、たまにやってくる、それも突然に。
正直なところ彼が社内で何を専門に仕事をしているのか、よく分からん。
一応は工業部品の営業というポジションになってはいるのだが...。
ここ数ヶ月「ルーティンビジネスとして輸出品目に食品を加えたいな〜」というのが私の口癖になっており、それを何度も聞いているアグンに「社内でボケッとしているなら友人の仕事を手伝ってこい!!」と、どうもハッパをかけられたことも起因しているようだ。
さて彼の大学時代の専門は農業。
よって話を聞くとどうして中々その筋には詳しく、良くルートも知っている。
ただしアプローチ方法が...。
1.お客さんが存在し、要望の商品を探し出す、開発する。
2.商品が開発済ないし入手可能になってから、お客さんを探し出す。
もちろん確実性が高いのは先に記した1の方だ。
それでスグン。「会社へ行って良いか?良い物がある」と言うからO.K.を出すと、持ってきたのは立派な
筍。

「日本では中国産の食品が色々と問題になっているだろ?インドネシア産の方が品種上も品質は上と言われていて、いくらでも入手可能なルートを掴んだ」 なるほど、良く勉強しているけど、突然サンプルの筍を持ってこられても、すぐに輸出先は見つからないわい!!
ただし彼の努力も無碍にするわけにはいかず、まあ私も日本人なので、サンプルを吟味することになった。
まずは皮を剥ぐ。

結構小さくなるものだ。
水煮でアクをとり食した。
竹の子自身、香りや味が強烈なものではないため、味に関してはなんとも判断付かないが、歯ごたえは悪くなかった。
その後、ワカメと一緒に土佐煮もどきをつくり、鳥、ニンジンを使用し「竹の子ご飯」を準備。
スグンを含め、いまやかなりの和食通の現地スタッフともに「美味い、旨い」と皆で賞賛しながら胃に収めたのであった。
大満足〜、こんなんで良いのかよ(笑)。
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インドネシア は食物から取れる成分で作られる生薬の宝庫。
現地ではこれら漢方薬をジャムーと呼んでおり、民間療法の一つとして根付いている。
素晴らしいコンニャク芋は豊富に取れるし、体に良いといわれる根菜類も種類が多い。
そんな中に1つに「インドネシア・ウコン」がある。
現地にいればいつでも手軽に購入可能。

オレンジ色しているのが、ウコンです。
有効成分のクルクミンは日本産の50倍以上、精油成分は2倍。
活性酸素を除去し、抗酸素化酵素を活性化させる。
★ 胆汁の分泌を促し、肝臓病を予防・改善する
★ 腫瘍の発生・悪性化・増殖を抑制する
★ 血液中のコレステロールや中性脂肪を減らし、高脂血症や動脈硬化を改善する
★ 心臓の働きを高める
効能は抜群。
そのウコンを使用して、最近お手伝いさんルキニがジャムーを作ってくれる。
まずはインドネシア・ウコン、クンチュール(バンウコン)、生姜を攪拌。

ペースト状になったものに水を加えて煮る。

煮ている間にアッサムと呼ばれる少し酸っぱい果物を半乾きにしたようなものを入れ、塩、そしてグラメラと呼ばれる黒砂糖の固まりのようなものを入れて味の調整。煮だしきったところで、濾して出来上り。

そのまま飲んでも良し、冷蔵庫で冷やして飲んでも良しの素晴らしい健康飲料が出来上がる。
体がとても温まる。ちょっと飲みすぎた翌日なんて状況にも最適。
さらに飲める量が増えるため、「酒飲みにはウコンを飲ませるな」なんて言葉もあるようだが、このジャムーを飲んで、今晩も1杯ではなく、いっぱい飲んでしまう自身がいる。
まさに言葉通りで、これではあまり意味がないような(笑)。
無敵、インドネシア・ウコンの力!!
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こちらはオフィスから車で数時間行った場所にある「花専門の農園」。
この暑い国で、四季のある日本の気候にあった切花が育つか!?
育つんですね。

土地の広さは20ヘクタール以上。現在使用されているのはまだ7ヘクタール程。
うち6ヘクタール分以上が日本に向けて出荷されている。

インドネシア では珍しい比較的涼しい場所なので、花を育てるのに適しているのだろう。
種はオランダ産を使用。
切花は出荷のタイミングも難しく、通関等の作業も中々厳しい。
とにかく土が付いているとアウト!!
農園見学をし情報が揃ったところで、日本の花専門の輸入卸会社へオファーをかけてみた。
どうも価格は全く問題ないらしく、あとは品質だけの問題となった。

花サンプル提出。 全部で10種以上。
通関は問題なかった。
水揚げ作業後、現在日持ちの最終チャック。
う〜ん、ドキドキしますな〜久しぶりに。
ルーティンの注文。 決まるでしょう…おそらく…決まってくれ(笑)。
農園の広さはまだまだスペースもたっぷりなので、ご興味ある方はご連絡下さい。
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アタ工芸と言えば バリ島、アタタタタタタタ...と言えばケンシロウ。
この文章には何にも関係ないが(笑)。
仕事関連で バリ島 へ行くと私が尊敬しているアタ職人さんに会うのが楽しみ。
学生時代、高校の頃から土方、鳶の手元や温泉旅館の住み込みなどのバイトをしていたせいか「職人」という言葉が好き。何か大いなる自負や男の誇りが漂うような感じが。
彼は私と同年あるいは一つ年上。本人が忘れたのかはっきりしない(笑)。
日本人が大好きな手編み工芸品であるアタ・バッグやホームデコレーションを作製する職人の親方。

彼の下には約200名の下請けさんがおり、うち熟練した60名が品質管理している。
彼はヒンドゥー教徒で、とっても素朴。 バリ島 ゆえにのんびりしている。
だから彼のことを知らない日本人が初めて注文を出すと不安もあるかもしれない。
しかし彼はお客さんと下請けとの約束を必ず守る。飾ることなく、手が空いていると淡々と下請けと同じ作業もこなす。だから下の者がついてくる。よって品質も日本向けに耐えられるほどに安定したものになる。 インドネシア でここまで出来る手工芸品メーカーは少ない。検品をして弾く商品が出ても、文句も言わず直してくれる。
だから顧客満足度が高い。 だから毎年のリピートオーダー率が多い。文字に書くとこんなに簡単なことなのに、私自身彼のように淡々とは実行出来ないケースが多い。
故に彼に会うと心が洗われたような気分になり楽しい。
彼と一緒に仕事が出来ることを誇りに思える。

今年も私の会社からは某デパートに向けて700個強を出荷した。
女性達が使用している姿を想像するのが楽しみ。
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インドネシア でガルーシャ、エイ革メーカーと出会ったのは6年以上前。
当時非常に珍しく面白いと思ったので、取引先数社に問い合わせた。
結果は下記のようなものだった。
「こんなの売れないよ」「コバに近い部分が安っぽく、何とかならないのか?」
コメントはお客さん以外に、彼らが使用していたファッション・コンサルを生業とする者の発言でもあり。
その後、2年経過した頃に、スーパー・ブランドでもこの革を使用し始めた。
某男性有名ブランドの財布は私がそれ以前から使用しているものと、ほとんど変わらなかった。
エイ革は硬質なので、無理に縫おうとすると針が折れる、縫製が直線にならないという問題が生じてしまう。よって某ブランド会社も「コバ部分を玉返しの手法」で使用せざるを得なかった。
マーケティングにはやはりタイミングが必要な時もあるという良い一例だが…。
酷評した方達は当時の発言をどの様に感じているのだろうか(笑)。
エイ革・ガルーシャは、光沢のある粒をそのまま生かした商品と革の表面を研磨したものがある。手触りがブツブツしている星の様な光沢を放つ粒革も魅力的だが、研磨しツルツルしたエナメルの様な手触りで、鋭い光を放つ商品も魅力的だ。

上の写真はインドネシア・グッドデザイン、Seal of Excellent<ユネスコ>、ジャパン・グッドデザイン<Gマーク>を受賞しているインドネシア・デザイナー、ウィツシャー・ルスミアサリーのデザインバッグ。
エイ革の魅力は財布等のファッション小物やバッグ以外にも以外にも用途が多い。
近日このブログで紹介するので、楽しみにして頂きたい。
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